昨日の記事ではアワプロ定例会のことを書きましたが、
今回もその定例会で話したことを書きます。

 アイデアはとりあえず出してみる

昨日の話題の中で、新潟大学の新しい図書館の話しがありました。

 中央図書館がリニューアルオープンしました|新潟大学

母校の新潟大学の図書館は、
在学中からかなり老朽化していたので、
ようやく新しくしたかという印象です。

その図書館ですが、予想以上に近未来的になっているそうです。

アワプロメンバーの中で既に図書館を訪れた方がいて、
館内の様子を聞いてみました。

上記リンク先の写真にもある通り、
260名収容が可能な「ライブラリーホール」や、
外国語の自律学習を支援する「FL-SALC(外国語自律学習支援室)」、
本にICタグをつけていて検索可能になっているなど、
大学の図書館とは思えないほどの近未来化が進んでいます。

特にICタグはすごく便利だと感じました。
いつも新潟市の図書館で本を借りているのですが、
本の正確な場所を検索することができないため、
本を探すのに手間取り、無駄な時間がかかってしまっています。

ぜひ他の図書館にも展開してもらいたいものです。

特に気になったのは、地域住民や同窓生、受験生、学生、教職員が気軽に立ち寄れる
「インフォメーションラウンジ」の存在。

大学というと世間から切り離された閉じた世界というイメージがありますが、
それを見事に壊してくれる画期的な存在だと感じました。

大学側も知識だけを求めるのではなく、
知識を持った人たちが集まることで生まれる新しいアイディア、
イノベーションに価値を求めていることが感じ取れます。

企業では近年、課題ベースで社外のさまざまな組織や個人とつながり、
イノベーションのヒントを模索するという動き、
オープンイノベーションが注目されています。

このように内部の人たちだけでなく、
外部にも開かれていた耐用性を持った人たちが集まってくる場所が
今後求められてくるでしょうし、次々と生まれることでしょう。

一方、オープンイノベーションが起こることを想定して作られた空間があるだけでは、
実際のイノベーション、個人間のつながりは起こりません。

どんなに良いハードがあったとしても、
ただ人がそこにいるだけでは変化も融合も起きません。

変化起こる条件は、「各自が主体性を持っていること」だと考えます。

「自分はこれがやりたいんだ」
「今は自分の道がわからないけど、興味を持てる分野を探している」
そういった自らの道を自らで決めている人が集まるからこそ、
その場に変化が起こってくるのだと思います。

** 主体性のある人たちが同じ空間にいるからこそ偶然が生まれる**

偶然は決して狙ってできるものではありませんが、
偶然が起きやすい環境を作ることはできます。

その条件の1つが、主体性を持った人たちが集まること、だと思います。

尚、先日の話し合いの中では、
「では、どうやったら主体性を持ってもらえるのか」
についても話しました。

こちらはまた別の機会に記事を書いてみます。

さて、明日はgreen drinks Niigataがあります。

準備は整いました、どんな人が集まってどんな変化が起こるのか。
偶然が起きることを願って、おやすみなさい。

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