週末は亀田公園でバーベキューをしました。

家族連れで溢れていて、予想以上にごちゃごちゃとしていましたが、
その雰囲気を十分に楽しめたと思います。

いつもバーベキューは夜にやっていたので、
昼のバーベキューもいいですね。
なんたって焼き具合がしっかりと見えるので。

次は夏にやる予定、次は夜開催です。

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前回の新潟×朝活の定例会は、
快晴の天気だったこともあり、終始笑顔が絶えませんでした。

 【感想】第86回 新潟×朝活定例会

その定例会で最も気になった話題は、
ぶどう畑で働くロボットです。

ぶどう畑では今も人が手作業で行うのが主流ですが、
最近ぶどう畑で働くロボットが開発されたとのこと。

しかもその価格は日本円にして250万程度。
これは日本の従業員1名の平均年収より安いです。

上記リンク先の記事でも書きましたが、
ロボット化の波は実は自分の知らないところで近くまで迫ってきています。

地域や業種によっては数年以内に消える、
または激減する仕事もあるのではと感じてしまいます。

今ぶどう畑で草取り・剪定・収穫といった単純作業をやっている方々は、
こういったロボットと競っていくことになります。

その時にロボットではなく、人が選ばれる理由は何でしょうか?
この週末はそのことを考えていました。

作業内容だけを見たら間違いなくロボットが上です。
年中無休24時間休むことなく、かつ正確に作業できるので。

単純作業の内容では確実に劣ってしまう人間には、
それ以外の何かが必要になってきます。

実はgreen drinks Niigata vol.4でも同じ話題が出たのですが、
その時は未来でも人が行う単純作業は残るだろうとまとまっていました。

ただ、具体的にどういった仕事が残るかまで話しは出ていませんでした。

人とのつながりで仕事が獲得できるという話しがその時出ましたが、
はたして人とのつながりでどこまで単純労働を人の手に残せるのでしょうか。
この週末にいろいろと考えてみました。

私が週末に考えたのは以下のようなもの。

生産者と消費者が離れているならば、
消費者は製品・成果物しか見ないわけなので人でもロボットでも関係ありません。

そうすると値段が安いとか、製品の質がいいという点が選択基準になります。
ですので常に一定の水準を保ち、人よりもコストがかからないロボットに軍配が上がります。

一方、生産者と消費者が顔の見えるくらい近い関係だとしたら、
ロボットではなく人が関わっている方が選ばれる可能性が上がります。

たとえ同じ製品だったとしても。
人が関わる完全手作業には温もりを感じて好感を抱くからです。

ロボットと人の大きな違い、それはストーリーを持っているかどうかです。

ロボットは特定の作業をするためだけに存在し、そのために作られ、それだけを行います。
そこにストーリーは存在しません。

一方、人には人の数だけストーリーがあります。

今後人に残る単純作業があるならば、
その人の仕事のストーリーに価値が生まれる場合です。

今回のぶどう畑の例だと、ロボットが年中無休の完璧な管理の中で育てられたぶどうと、
人が1年の中で時に苦しみ、時に泣き、時に笑い、時に喜び、時にミスをする、
といった過程を経て育てられたぶどう、どちらを手にしたいかという選択。

品質はロボットに劣っても、人の作ったものを選ぶ人はきっといるはずです。
どの程度の価格差、品質差があるかにもよりますが、
おそらく私は人が作ったものを選びます。

みなさんはどう考えるでしょうか?

ロボットと仕事奪い合うという現実を見ると、まるでSFの世界のように感じます。

いつの間にか現代は近未来になっていたようです。
(そういえば映画バックトゥザフューチャーの未来の世界は2015年でした)

気づかぬうちにやってきている未来の世界。
願わくばターミネーターのような破滅の未来ではなく、
アイロボットのようなロボットとの共存世界が実現してほしいです。

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