大学を卒業してもうすぐ10年が経ちます。
研究室で論文を書いていたり、
大講義室で講義を受けたり、
夏休みに集中講義を受けたり、
そんな日々が懐かしい日々になってしまいました。
学生時代には、
社会人になったらもうこんなに勉強しなくてもいいだろう
と思っていました。
しかし、実際に働き始めたら勉強しないとついていけなくて、
最初の1年目は結構必死に仕事関係の勉強をしてました。
ここ3年くらいは、本をたくさん読むようになり、
講演会やセミナー、ワークショップにも
積極的に参加するようになりました。
より自分が成長するため、
よりよい対話の場を作るために、
自ら学ぶ機会を作っています。
今の生活をしていて感じることは
学ぶことは知的な遊びということです。
社会人の最初の頃までは、
自分で勉強したいというよりも、
やらないとダメな環境にいて
勉強をやらされている感がありました。
今はその逆で、
誰かから勉強しろと言われているわけではなく、
自分から進んで勉強している感覚です。
全く苦痛ではありませんし、
むしろ知らないことを知ることができて楽しいです。
自分にとっては勉強というより遊びに近い感覚、
知的欲求を満たす遊びです。
頭を使って考えることは、本来とても楽しいものです。
解けなかったパズルを解いた時の達成感を知れば、
解けなくて悩む時間も楽しくなるように。
だから勉強も本来は楽しいもので、
誰かに言われてやるというよりも、
自分でやりたいと思って勉強するのが自然です。
大学の始まりも、そうして学びたい人が集まって、
専門知識を持った人を呼んで始まったそうですし。
元々人は学びたいという欲求は持っています。
学ぶことを勉強と思っていると、
学ぶことが苦痛になります。
遊ぶように学ぶことが大事ではないかと思うのです。
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