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少し前の話しになりますが、
テレビでバック・トゥ・ザ・フューチャー PART2を放送していたので、
録画して後日観てみました。

久しぶりに観たのですが、
何度観てストーリーを知っていても楽しめます。

映画のセットはやはり時代を感じて古めかしい気もしますが、
ストーリーや演技は全く色あせていません。

むしろ時が経つほどに輝きを増しているようにも感じます。

主人公マーティの未来の上司が日本人というのも、
映画製作当時の日本の快進撃を反映しているかと思うと、
また改めて面白さを感じてしまいます。

今回の映画の舞台は未来編、
主人公のマーティとタイムマシンを発明したドクは
未来の自分に起こる不幸を回避するために
1985年から2015年の未来へとタイムトラベルします。

2015年といえば今から2年後、
今から観るともう手が届きそうな未来ですが、
1985年から見ると遠い未来の世界です。

その時代に想像されていた2015年の世界が
今の世界といろいろと違っていて面白いです。

まず一番違っている点は、
映画に登場していた空飛ぶ車がまだ実現していないこと。

子どもの頃にこの映画を観た時はすごく憧れて、
未来の自分は家族を載せて空を飛んでいるのかなと連想していました。

でも実際は今も変わらずタイヤで地面を走行しています。

また、映画では未だに家庭にFAXが存在していました。
もちろん未来用にシンプルな作りになっていましたが。

今はFAXどころか紙の本もデジタルで代替されるようになっていて、
この頃は電子書籍リーダーなど想像もできなかったと推測できます。

映画の未来の世界を観ていると、
現代とは共通点よりも相違点の方が多かったです。

この映画の中の未来と現在との比較から学べることは、
いかに遠い未来を予測することが難しいか
ということです。

現在は技術革新が次々と起こり、
時代の流れはどんどん早くなっています。

30年後どころか数年後さえもどうなっているか見えません。

もし今30年後の未来を予測して行動したとしても、
いざその時代が来てみたら全く見当違いの行動になっているかもしれません。

だから、これからの時代に生きる私たちは、
もっと近い未来を予測しながら、
起きている現在にいかに柔軟に対応するかが大事です。

いかに変化に適応していくか、
それがこれからの時代を楽しく生きる方法だと思います。

もちろん、映画の製作者はこんなこと想像もしていなかったと思いますが、
未来の世界に生きている私が映画から感じ取ったのはこんなことです。

空飛ぶ車、自分が死ぬまでに生まれるでしょうか。

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