講演会で話します!

先日大学生と1対1で話す機会がありました。

以前参加したメディアシップのワークショップにいた方で、
イベント終了後にお誘いを受けて実現しました。

 思考の瞬発力は、知識・経験・思考の組み合わせで決まる

こうやって話したいと思って誘ってもらえるのは
年齢や職業にかかわらず嬉しいことです。

3時間近く、ずっと話しっぱなしでも足りないくらい、
楽しさ凝縮された時間を過ごすことができました。

この学生の方が私を誘った理由は、
個人活動を続ける上で大事なことや、
ファシリテーションのコツを聞きたかったとのこと。

ですので、自分の今までの知識や経験を交えて、
それらについて話しをしました。

それについてはまた別の機会に話すことにします。

一方、実は私もその学生の方に聞きたいことがあったのです。
それは、「行動力の源はどこにあるのか?」という質問です。

その学生の方は自分が見る限り活動的で、
長期休暇では海外に行って現地の文化を学び、
学校の授業の予習復習のために遅くまで勉強し、
アルバイトを2個掛け持ちして、
メディアシップのワークショップのような課外活動もしています。

自分の大学生時代とは全く違って、
まるで自分を追い込むかのようなその行動力とモチベーションは
一体どこから来ているのかがとても気になっていました。

そこでこのお話の機会に、
気になっていたことを聞くことにしました。

過去にさかのぼって話しを聞くうちに、
行動力の源は2つあることがわかりました。

1つは大学入試で第一志望に受からなかったこと。
その時の悔しさをバネとして、行動力へと変換していました。

もう1つは小学生の時のホームステイ。

人見知りだったのに薦められていきなり1人で2週間ホームステイ。
そこでは様々なことを自分で解決しなければならなかったため、
強制的に行動力がついたとのことでした。

どちらも自分で選んだわけではなく、
起こってしまったことがきっかけになっていました。

やっぱりみんな始まりの時があるんですね。
行動力が一気につくというか、やる気スイッチが入る瞬間が。

そういう話を聞くのはとても楽しいですし、
そうした背景を知ることで、その人の価値観を知ることができ、
その後の話もやりやすくなるように感じました。

我以外皆我師。

昔の人が作った名言ですが、
年齢や職業は関係なく、学ぶことは誰からでもできます。

必ずしも年上の人が年下の人に教えるというわけではありません。

人生の教訓など、時代によって変わらないものは年長者から大いに学べますが、
最新のテクノロジーについては、若者の方が秀でています。

ですので、自分が知らない分野、足りないと思われる分野については、
年齢も職業も国籍も超えて学ぶべきだと思うのです。

この日大学生にいろいろ教え、そして自分も教えられたように。

年が離れた人と話すのは楽しいので、
また機会を作って話してみようと思います。

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