おととい水原商工会議所で行われた
ファシリテーション実践講座に参加してきました。
講師は友人の宮川大輔さん。
もう2年近い付き合いになるのですが、
実は宮川さんの講座やセミナーに参加するのは初めて。
どういう内容かも気になっていましたが、
それ以上にどうやって進行していくのか、
その点に注意しながら参加しました。
今回の講座の流れは
・ファシリテーションの説明
↓
・自己紹介ゲーム&ハイタッチ
↓
・ワークショップ(話しやすい会議に必要なもの)
↓
・ファシリテーションのポイント説明
でした。
2時間の講座でしたが、あっという間に終わったという印象。
最初自己紹介ゲームをするまでは重い空気でしたが、
自己紹介ゲームで、短時間で多くの人と話すという時間を超えたら
一気に場が明るくなったように感じました。
自己紹介、侮れません。
今回の講座で一番の気づきだったのは、
「最初の一言が流れを決める」
ということです。
このことを一番感じたのは、ワークショップの始まりの時です。
ワークショップでは「こんな会議だったら話しやすい」、
「こんな会議は嫌だ」というアイディアを出して、
最後にそれらのアイディアをまとめて発表するというものでした。
進め方やまとめ方は各グループの自由とされていたのですが、
自由であるが故に、どうやって進めていけばいいのか悩みました。
いざワークショップが始まった時、
すぐに1人の方が口を開きました。
「まず1人ずつ考えたアイディアを発表していって、
同じ意見があったら付け足していきましょう!」
その言葉で場の流れができて、
その後のワークショップもたくさんのアイディアが出て盛り上がりました。
もし最初の一言が違っていたら、
また違った方法でアイディアを出して、
また違ったまとめ方になったのではないでしょうか。
最初の一言の重要性は、ワークショップで強く実感します。
以前別のワークショップで私がグループの進行役を担当した時、
この最初の一言で流れがうまく作れず、
たまたま同じグループだった宮川さんに助けてもらったことがあります。
最初の一言はその場に強く影響しますし、
その流れを途中で変えるのは大きなエネルギーが必要です。
だからこそ、最初の一言はその後の流れまで考えて
口に出す必要があるのではと考えます。
ワークショップに限らず、会社の会議や友達との会話でも、
最初に話したことが後々まで影響を与えることは多々あります。
最初に口にする一言はしっかりと考えて、
良い流れを作れるようにしたいと思った講座でした。
今回学んだこと、来週の講演会でも活かしていけたらなと思います。
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