昨日は講演会の報告を書きました。
 【報告】ここラボ講演会月1シリーズ6月で講師をしてきました

今日は講演会を終えての感想をまとめたいと思います。

準備をしたからアドリブができた

今回の講演は三部に分かれていて、
各40分くらいずつの時間配分でした。
(ワークショップは30分くらい)

長時間のプレゼンでは時間配分がキーになります。

そこで事前準備では大体40分くらいになるよう、
資料を作り込み、話す内容を整理しました。

資料には文字をたくさん書き込むのではなく、
数語だけ、または図や写真を使用したことで、
直感的に理解できるようになり、
話す内容を自在に変えられるようになりました。

このおかげで、当日は時計を見ながら常に時間をチェックし、
時間が足りなくなったら重要でない部分をカットしながら
話しを進めることができました。

また、聴衆の反応を見ながら、
あまり受けが良くないところを飛ばすこともできました。

事前準備をしていたからこそ、
本番の状況に合わせて臨機応変に対応できたと感じています。

事前準備では時間よりも長めに用意しておいて、
足りなくなりそうだったら蛇足部分をカットしながら
進めていくのが良いように思います。

それから、ちょっとリズムが単調だった点が課題なので、
それは次回以降で改善していきたいと思います。

静かだったのは理解するために考えていたから

一番最初の自己紹介の時に
「講演会はライブ」という話しをして、
ぜひ話しを聞きながら笑ったり拍手したり反応が欲しい、
ということを伝えました。

第一部はその効果もあってか、
聴衆の反応が見られて、気持ちよく話すことができました。

しかし、第二部になってから少しずつ様子が変わり、
みんな反応がなくなりじっと話しを聞くようになり、
時々視線を外すような人も増えてきました。

その様子を見て、長時間の講演で集中力が切れているのでは?と思いました。

集中できないような話しをしているしている自分が
少し申し訳なくなりました。

ただ、第二部が終わってワークショップの時に、
各グループの様子を見ながらチラッとみなさんのメモを見たのですが、
紙いっぱいにびっしりと書いてありました。

しかも1人じゃなくてたくさんの方が!

興味なさそうに見えたのですが、実はそうじゃないのでは?
という思いがこの時芽生えました。

そして講演が終わって打ち上げでご飯を食べに行った時、
参加者の方の一言で謎が全て解けました。

みんな静かだったのは、理解するのに時間かかったから

新潟自由大学をはじめ、新しい刺激を受け続けたために、
話の内容を理解するのに精一杯で、
反応したり自分の意見をまとめる余裕がなかったとのこと。

これは1人だけではなく、複数の方が言っていました。

しんとしていたのは、決して話しに飽きていたわけではなく、
むしろ逆で、興味があったからこそ静かになったというわけです。
(もちろん本当に興味ない方もいたのでしょうが・・・)

今回の講演では制限時間の中にたくさんの話を盛り込んだので、
話をどんどん進めていく印象があったかもしれません。

それは聴衆が考える時間を考慮していなかったということ。

一度話しに遅れて理解できなくなると、
以降の話を聞いてもらうことは難しくなります。

聴衆の反応を見ながら、時には理解しているか確認しながら、
ペースを調節して進めることが大事ではないかと
この経験から学びました。

SNSへの投稿数は満足度を知る指標

たくさんの刺激を受けて、学びを得て、
家に帰ってからFacebookやTwitterを見てみると、
講演会に対するたくさんの感想を見ることができました。

こういったSNSに投稿するのは、友人に知ってほしいこと、
イコール 自分が楽しかったことなので、
投稿数の多さは満足度の大きさでもあると考えています。

今回多くの方がわざわざ投稿したということは、
それだけ多くの方にわずかでも影響を与えることができた、
その証拠だと思っています。

特に自由大学についての感想が多かったですね。
やはりみなさん興味があるようです。

みなさんの投稿を見ながら、ニヤニヤしたり反省したりしてました。

これらの意見を集約して、また次回以降のプレゼンに活かしたいと思います。

余韻に浸ることなく次へ

いつも大きなイベントが終わると、
大きな達成感を得て、しばらくその余韻に浸るのがいつものパターンです。

ですが、今回はそんな余韻は翌日には消えました。

別に講演会がつまらなかったわけではなく、
むしろすごく楽しかったんです。

余韻に浸らなかったのは、次にやることがはっきりと見えたから。
そして早く実現したいから、行動したいから。

新潟自由大学の他にも、新潟×朝活やgreen drinks Niigataの活動、
読書会の定期開催、学生との共同プロジェクト、市役所の方々との勉強会などなど、
たくさんやることが見えてきました。

余韻に浸るよりも、これらを早く実現させたいという思いが上回りました。

今はもう講演会は過去のものとして、記憶の奥の方へと行きつつあります。

生き急いでる気もしますが、今は楽しいし動ける時期なので、
このペースでしばらく動き続けてみます。
ゆっくり休むのはこれからでもできるから。

まずは動いていきます。全てはそこからスタート!



ということで、長くなりましたが講演会を終えての感想でした。

もうしばらくブログで講演会関連のことを書くかもしれません。

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