今週の土曜はにいがた志士の陣があるので、
今はその準備に追われているところです。
ただ、そういう時に限って普段気にならないものが気になります。
週末もなぜか本棚を眺めてしまっていたのですが、
その時に1年前に読んだナリワイをつくるが目に留まりました。
ナリワイとは、DIY・複業・お裾分けを駆使したもので、
「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもないもの。
個人で始められて、やればやるほど頭と体を鍛えられ、
収入を増やしながら支出を減らせるのがナリワイです。
1年前は何となく読んでいた本ですが、今読むと心に残る言葉が多いです。
それだけこの1年で自分の考えが変わったということかもしれません。
それでも1年前と共通して心に刺さる言葉がいくつかありました。
中でもこの本の一番の衝撃は「複業にするからこそ理想の仕事ができる」という言葉。
1つの仕事だけだと、収入源が1つだから、稼ぐためにどうしても効率重視になってしまう。
結果面白くなくなってしまいます。
一方でナリワイ的複業は逆に面白さを重視します、
ただし、1つでは生活できないから複数を組み合わせることでまとまった収入を得ます。
専業でないからこそ専業でできないことができるという考えは、
自分にとっては大きな考えの転換となりました。
1年前は何となく読んだのですが、今はっきりとわかることは、
自分がやりたいことはナリワイに近いということ。
ビジネスを大きくしてがっつり儲けてセミリタイヤして悠々自適の生活・・・
というストーリーには全く憧れはありません。
小さくても自分の関われる範囲の人の悩みを解決し、
同時に自分の心の充実と暮らせる程度のお金を得られたらと思っています。
そんな自分はグローバルに活躍するバトルタイプではなく、
ローカルに活動する非バトルタイプです。
小さく始めて長く続けられて楽しくできることを
自分のナリワイとして始めていくつもりです。
まだ仕事を作ったことがない自分が言うのも説得力がありませんが、
仕事は与えられるだけでなく、自分で作れるもの。
これが必要だと思ったら、勝手に作っていいと思うのです。
とはいっても一般の会社員にはハードルが高いことは
自分の経験からも重々承知しています。
だから、まずは自分が先陣を切って先例を作り、
後の人が続きやすいような環境を整えたいと思います。
久しぶりに読んだ本から、また気持ちを新たにすることができました。
昔読んで面白かった本、難しくて挫折した本、つまらなくなって売った本、
再度読んでみると、あの時とは違った思いを持つかもしれません
もしその違いがあったのなら、その違いこそが成長なんでしょうね。
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