今日は久しぶりに何もしない1日。
子どもの調子も良くなかったので、
ずっと家で寝てばっかりいました。
たぶん12時間くらい寝てました。おかげですっきり。
何も気にせず眠れるのは幸せです。
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先日まで実家に帰っていましたが、
その時に同級生何人かと会って話してきました。
その中の1人、今は専業主婦をしている同級生の話しが
とても心に残っているので紹介します。
その同級生は数年前に結婚し、
その後子どもができるタイミングで仕事を辞め、
今は専業主婦として家事育児に励んでいます。
子どもの成長を見守るのは楽しいそうですが、
一方で家事育児の負担が大きいことがストレスになっていました。
ご主人は仕事が忙しく、会社で泊まり続き、
帰っても深夜のため会話することもままならず。
お互い実家が近くにないため、頼る人もおらず、
同級生1人で子育てするしかない環境とのことでした。
専業主婦は時々憧れの対象とされますが、
その環境は決して楽なものではないと思っています。
まず、子育ては24時間365日休みなしです。
子どもに何かあれば、全ての予定をキャンセルして子どものために使います。
また、裕福な家庭でない限り、
行動範囲が狭まり、人付き合いの幅も狭まります。
この同級生も、一番つらいは近くに頼れる人や
心を許して話せる人がいないことだと言っていました。
私の妻は1年間の育休を終えて働いていますが、
専業主婦だったその1年間、
一番つらかったのは外部との接点がないことだったそうです。
ずっと子どもと2人、まだ言葉は通じないし、思い通りのことをしてくれない。
それがストレスになって、かなりの負担がかかっていたようです。
まだ私が毎日夜早めに帰ってこれたので
話し相手がいて多少ストレスが軽減されたと思いますが、
これを1人でやるのは無理だとお互い感じました。
今は若い人を中心に専業主婦志向が高まっているそうです。
「今の仕事を続けるのがつらい」
「家事と仕事両方はイヤ」
という消極的な理由が多いとのこと。
でも専業主婦は働かなくていいから楽、
という考えがあるのだとしたら、
きっと専業主婦になってもうまくいかないでしょう。
人によっては会社員よりもつらい環境になるでしょうから。
専業主婦をやるにしても、会社員と両立するにしても、
結婚しないという選択をしたとしても、
自分で主体的に決めたことでなければ、
結局苦しむのは自分ではないかと思うのです。
安易な専業主婦志向は危険、そう思います。
この同級生は久しぶりに子どもを実家に預けて、
ゆったりとした時間を楽しんだ様子。
そしてまた大変な現実へと帰っていきました。
家族についていろいろと考えるきっかけとなった出来事。
土屋家はとりあえずは共働きを続け、
お互いが社会との接点を持ちつつ、子どもを育てるというスタンスで行く予定です。
専業主婦という「職業」は、もう時代に合っていないのかもしれません。
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