昨日は時間的に余裕があったので、久しぶりにマンガを読みました。

 四月は君の嘘

中学生のピアニストとヴァイオリニストが、
互いの才能に共鳴し合い成長する姿を描いた作品。

別のマンガをレンタルしに行った時に偶然見つけて、
それからずっと読み続けています。

ピアノ写真

昨日この最新刊を読んでいたのですが、
その中で素敵な言葉があったので紹介します。

場面は天才中学生ピアニストの有馬公生に向けて言った、
亡き母の友人でありピアニストの師匠でもある瀬戸紘子の言葉。

 違和感こそ個性

いかにもピアニストらしい一言だなと思いました。

楽譜があってその譜面通りに忠実に弾くことが求められる場面で、
それに抗いたいという気持ちが湧き起こる気持ちが有馬に生まれるのですが、
これはアーティストなら誰もが経験することだと思います。

もっと自由に歌いたいのに事務所の意向で同じ曲調の歌しか歌えなかったり、
自分が書きたい話より、世間に求められる話を書く小説家だったり。

そういう自分の気持ちと違うことをした時には
必ずといっていいほど違和感を覚えます。

その違和感こそが個性、
その違和感こそ大事、と師匠の瀬戸は話しています。

誰かと話している時、新しい本を読んだ時、イベントに参加した時、
すっきりしない気分や、もやもやとした気分になることがあります。

それこそが違和感。

その違和感は気持ちのいいものではありませんが、
そこに自分の可能性を見出すことができるのでは、と思います。

「自分だったらどうする?」
そう突き詰めて考えて違和感を解消することで、
自分のオリジナルになるからです。

だから、違和感を覚えたらチャンスなんだと思います。

このマンガの中では、主人公の有馬は違和感に心を傾け、
抑えていた気持ち、怒りや喜びを爆発させてピアノを弾き、
そして多くの観衆を魅了しています。

有馬のように、違和感から行動のきっかけをつかめるようにないたいものです。

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