今回は過去記事の再アップ。
1年程前に書いた記事です。
週末に読んだ記事で面白いものがあったので紹介です。
社会が変わる「きっかけ」の話 | Learn by doing
社会を変えるには何が必要か、
ということがわかりやすく読みやすい文章でまとめられています。
少し長文ですが、苦にならないくらいスッと読めました。
ちょっとこの記事を読んで考えたことを書いてみたいと思います。
社会貢献活動をしている人は、
全体の1%しかいないという事実にまず驚きます。
NPO団体や政治家、資産家など、
これからの人は全体の1%しかいないですが、
良くも悪くも社会を変える力を持っていて、
実際に社会の仕組みを作っています。
1%というと100人に1人、
残りの99人は1人が決めたことに従っていることになります。
でも、当然ながらその決まりは決めた1人に有利なもの、
残りの99人の中には不満に思っている人も多いはずです。
それでも今までは社会に声を届ける手段が少なかった。
デモ行進とかビラ配りなど、限定的な効果しかないものでした。
残りの99人の人は不満を持ちながらも、
愚痴を言いながら渋々従っているのが現状ではないでしょうか。
ただ、SNSの発達でだいぶ風向きが変わってきました。
「アラブの春」と呼ばれたアラブ諸国のデモは、
まさにSNSが生んだ流れと言えます。
そしてこれは今までの1%の人たちではなく、
残りの99%の人たちが起こした動きだということが
注目すべき点です。
自分はこのような活動が
これからの社会を変える中心になっていくと思っています。
そう考える理由は記事内にも書かれていました。
ひょっとすると残りの99%の人には
もっといいアイデアや面白い人がいるんじゃないの?
1%の人たちだけで社会の仕組みを作れるほど、
今の社会は単純ではなくなってしまった。
多様な思考を持つ人たちが快適に暮らすためには、
1%の人のアイディアだけではカバーし切れない。
だからこそ、残り99%の人たちの力が必要になってきます。
それぞれの知識や経験を基に、
ちょっとずつアイディアを出し行動を起こしていく、
それがこれからの社会を変えるスタンダードになってくる、
そう確信しています。
1%の人が行動するだけでは、
持続可能という観点から見ても良くありません。
その人たちに負荷が集中することによって、
肉体的にも精神的にも追い込まれていき、
志半ばで身を引いてしまうことにもつながると思います。
ですので、今まで活動に全く携わっていなかった
残り99%の人たちを活動に加えることによって、
今までの1%の人たちの負荷を分散することができます。
それが結果として持続可能な状態を生み出します。
社会にインパクトを与えるためには、
持続可能な活動が必要不可欠。
上述のアラブの春にしても、いきなり起こったわけではなく、
水面下で長期間に渡って計画が練られていたでしょう。
持続可能にするためには、
いかに今まで活動に加わっていなかった99%を加えられるか、
そこが大きなポイントとなります。
では、どうやったら99%の人に関わってもらえるか。
自分は活動の素晴らしさ、社会的意義を伝えるだけでは
行動にはつながらないと考えています。
そこに楽しさがあるかどうか
いろいろとイベントを主催してきて感じていることでもあります。
楽しいと感じるところに人は来てくれる、
つまり行動を起こしてくれる。
楽しさの基準は人それぞれですけど、
「あそこにいけば何か面白いことが起こるかもしれない」、
そう感じてもらうことで99%の人を動かすことができるのではないでしょうか。
活動の意義と同時に楽しさも伝えることで、
新しい人を活動に加えることができる、
そう自分は考えています。
長々と持論を展開しました。
この記事を読んで、
社会を変えるのは今を普通に生きている1人1人なんだと
改めて感じることができました。
自分も微力ながら今の社会をより良くするサポートをしたい、
そう強く思うのです。
この記事を読んで共感したという方、ぜひ一緒に活動しましょう!
まずは小さな一歩からでも。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー