先週はバタバタとしていましたが、
今週になってまたゆっくりと情報収集する時間が生まれました。

その中で気になる記事があったので紹介します。

 猪子寿之氏:「上の世代と理解しあえているヤツはヤバい!20世紀に冒されてるね!」

アメリカ大使館で行われたイベントで、
これからの働き方を中心に、起業家が集まってセッションする、
という内容で開催されました。

共感できる言葉がいくつかあったのですが、
その中でも印象的なのは、最後の高木さんの言葉です。

ぼくらはずっと「失われた」といわれてきていて、それによって、
「そうしなきゃいけない感」があるじゃないですか。
自民党が「取り戻せ」とか言ってたり。でも世界は空気が違ったりする。

これすごくよくわかるなと思ったんです。

自分は生まれてから数年したらバブルが崩壊して、
そこから「失われた20年」の時を過ごしてきた世代です。

ですので、日本が経済成長して上り調子だった時代を知りません。

「あの時代を取り戻そう!」と言われても、
あの時代の輝きを知らないので、モチベーションが上がってこないのです。

時間は常に未来へと向かって進んでいます。
過去と全く同じ時代はもう戻ってはきません。

だから、取り戻すというより、新しく作り直すという表現の方が合っていると思います。
たとえ作り直した結果が過去と同じものだったとしても。

ただ「あの頃はよかった」という思いだけで過去の栄光を再現しても、
うまくいかずに、「やっぱり昔はよかった」となってしまう気がします。

安易に過去をコピーせず、自分の頭で考えていきたいと、この記事を読んで感じました。

12/28(土) green drinks Niigata vol.5 「年末大読書会」

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