おかげ様でgreen drinks Niigata vol.5もほぼ定員に達しました。

あと数名募集していますので、興味のある方はぜひご参加下さい。

さて、昨日読んだ記事で気になったものを紹介します。

 宇宙でも活用される「新しい折紙技術」

折紙の折り方を宇宙船のソーラーパネルに生かそうとしている紹介記事です。

折紙と宇宙科学、一見すると全く紐づかないこの2つですが、
折紙の折り方がソーラーパネルのたたみ方に生かせるとのことです。

こういう伝統と科学の融合はいつ見てもワクワクします。

昔は折紙というと、折鶴に代表されるように、
わりとシンプルで小さい子どもでも作れるものが多数でした。

しかし、最近では数学視点で折紙を解析し、
より複雑な形が作れるようになっています。

自分の結婚式ではウェルカムボードを手作りしたのですが、
折り紙で折ったバラをたくさんつけました。
そのバラの原型も数学者が開発したとのことです。

 折りバラウェブサイト

折紙の手法を宇宙科学に生かしたように、
全く違う分野の組み合わせが思わぬ価値を生むことがあります。

そんな組み合わせを見つけることが、これからの時代大事だと思うのです。

なぜなら、同じ分野の中だけで話すことは、
今まで数限りなくやられてきたからです。

だから簡単には飛び抜けたアイデアは生まれてきません。

もしそこに全く違う分野の人や意見が入ってきたら、
今までは見えなかった世界が見える可能性が高くなります。

現代は革新的アイデアが求められる時代でもあるので、
異分野のコラボレーションは今後ますます求められてくるのだと思います。

ただ、単純に適当に異分野を混ぜ合わせればいいのではなく、
全く関連がないもの同士に関係を見つけるには、たくさんの知識と経験が必要になります。

それらがないと、異なる2つはいつまでも遠い存在のままだからです。

たくさんの知識と経験が、異なる2つをつなげる触媒のような働きをしてくれます。

世の中のいろいろなものに興味を持ち、自分で調べて考えて、
そうすることで初めて共通点が浮かび上がってくると思います。

「異なる分野の橋渡しができる人」
「異なる分野の共通点を見つけることができる人」

それがこれからの時代に求められる人のキーワード。

こんなことを考えるきっかけとなった折紙の記事でした。

WIREDはいつも面白い記事を提供してくれますね。

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