昨日読んだ記事が面白かったので紹介します。

「知識」と「経験」の違いを見事に表現したイラストが物語る、
クリエイティブ思考の本質とは? : ライフハッカー[日本版]

この記事によると、
知識とは断片的な情報で「点」であるのに対して、
経験とは知識同士がつながった「線」であるとのことです。

リンク先の記事に図があるので、そちらを見るととてもわかりやすいです。

また、記事後半ではクリエイティビティについて触れられています。

その内容は、
「クリエイティビティとは、何かと何かをつなぐことに過ぎず、
 オリジナルは存在しない」
というものです。

どんなに素晴らしい発明も、全くの0から生み出されたわけではなく、
先人の知識と経験の上に生まれたものだと言えます。

「いいアイデア思いついた!」となっても、
それは全て自分で考えたわけではなく、
既存の知識や経験をつなぎあわせて、
新しいアイデアを生み出したと言うことができます。

この記事の後半に書かれているように、
新しい組み合わせを見つけることには大きな価値があると自分も思っています。

それは上記で述べたように、
クリエイティビティはつながりの中で生まれるという理由が1つ。

もう1つは、同じ分野の中だけで考えても世界が広がらないからです。

例えば料理の世界とか、本の世界とか、
単一の分野の中だけで考えることは今までも数多くされてきたでしょうし、
これからも間違いなく行われていきます。

ただ、その中で話すことは枠の中で考えることであり、
飛びぬけた面白い発想はなかなか生まれません。

そこで、新しい分野と組み合わせることが鍵になってきます。
そうすることによって、今までになかった価値を生み出すことができます。

以前に雑誌WIREDで紹介された料理人は、
料理と科学を融合して新しい価値を生み出していました。

 「エル・ブリ」の天才料理人、フェラン・アドリアの近未来味覚ラボラトリー

こうやってありえないような組み合わせを実現させることで、
今までになかった全く新しい価値を作り出すことができると思います。

アイデアはある時突然舞い降りてくるイメージがありますが、
決してそんなことはなく、
日々知識を蓄え、それらの知識から関連性を見つける中で生まれてくるのだと思います。

知識をただ頭の中に保存しておくのではなく、
それをいかに活用するか、つながりを見つけられるか、
これからの時代に求められる力ではないかと思うのです。

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