昨日インタビューサイト「OVER」で、
伊藤かおりさんの記事を公開しました。

かなりの長文になりましたが、ぜひご覧ください。

さて、今回のインタビューの中で、
なるほど!と思うシーンがいくつもあったので、
そのうちの1つを紹介したいと思います。

伊藤さんは新発田商店街で古本屋を営んでいて、
お店には約400冊の本が並んでいます。

本屋は自分でどの本を並べるか決めるので、
本を選ぶ時の判断基準があるのではと思って聞いてみました。

その回答が以下です。

私は置かない本を決めています。

政治、宗教、スピリチュアル系や、ベストセラーは置いていません。

あと自己啓発系のビジネス書もなるべく置かず、
「読むとやる気がでるトランク」を用意して、
その中にだけ、ちょっとだけアツい本が並んでいます(笑)

最初は好きな本を並べようと思っていました。

だけど、自分の好きの範囲がぼんやりと広がっていて、
そのまま並べても棚全体がぼやけると思って、
やらないことを決めないとカオス状態になるって考えました。

そして、しっくりこない本を抜いていけば輪郭がはっきりするのでは、
とも思いました。

自分の理想の本棚を追求した時、
自分の好きな本を決めるのではなく、
置きたくない本を決めたというのが驚きでした。

自分の中で勝手に、
「これだ!という軸を持って選んでいる」
と思っていたからです。

伊藤さんの場合、興味のジャンルが多岐に渡っていたため、
決めきれないと思って置きたくない本を選ぶ消去法形式にしたそうです。

ノマドワーカーとして有名な安藤美冬さんも、
伊藤さんと同じように、仕事を辞めて自分で何か始めようと思った時、
やりたくないことをまず決めたそうです。

自分の中で軸がぶれていたり、
やりたいことが多すぎたり、
逆に何をしていいのかわからなかったりした時は、
逆にやりたくないことを決めることで道が見えてくるのでは、
と思いました。

まずやりたくないことを決め、
残った中から自分にできそうなことをやっていくことで、
次第にやりたいことが見えてくるのではないでしょうか。

本棚の作り方から面白い考えを聞くことができました。

他にも良い言葉があったので、随時紹介していきます!

 インタビューサイト「OVER」伊藤かおりさん

ご案内
詳細プロフィールは

こちらから。

ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。
 Twitter:@tutinoko310
 Facebook:土屋裕行.com
 メール:お問い合わせフォーム

Twitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。

follow us in feedly