こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末は親戚の結婚式のため、家族みんなで東京に行きました。
実は泊まりがけで家族三世代で出かけるのは初めて。
東京のビル群に圧倒されたり、夜景に感動したり、
見慣れない景色を存分に楽しむことができました。
いろいろ心に残ることがあったので、ピンポイントでまとめてみます。
今回結婚式が開かれたのはつきじ治作。
三菱財閥創業者の岩崎弥太郎の別邸だったらしく、
テレビ番組の収録にも使われる老舗だそうです。
(最近だとルーズヴェルト・ゲームで使われたとか)
そんな素敵な会場で、親族のみで行われた結婚式は、
普通の結婚式よりも時間の流れがゆったりで、
落ち着いて食事をしたり、会話したりできました。
結婚式といえば、終盤の新婦から家族への手紙が定番。
今回もやはり手紙がありました。
その中で心に残る言葉は、
「幸せは感謝する中から生まれる」
という言葉です。
どこかにあるかもしれない幸せを求めて、
家を飛び出し、日本を飛び出し、世界へ出たけど、
幸せは自分を支えてくれた周りの人の中にあった、
そう話していました。
いい言葉だと思うと同時に、
自分も周りの人に対して感謝できているか、
そんなことを考えるきっかけとなったスピーチでした。
新婦からの手紙の後は、両家を代表して新婦の父親(土屋の伯父)の言葉。
普段から人前で話す機会が多い伯父は、
結婚式という人生の大きな節目で素晴らしいスピーチを披露しました。
家族のプライベートの話になるので詳細は控えますが、
式中ゲームをしていた子どもが手を止めてスピーチを聞き、
結婚式に慣れているスタッフの何人かが涙ぐむくらい、
人の心をつかんだスピーチでした。
伯父はどこまで考えて話したのかはわかりません。
それでも伯父だからこそ、ここまで伝わるスピーチになったはず。
もし別の親族が話していたら、また別の伝わり方をしたでしょう。
誰が言うか、どのように伝えるかによって、
伝わり方は大きく変わってきます。
自分まだまだだと思い、改めて伯父のすごさを感じる一幕となりました。
この2日間、ずっと家族と一緒に過ごしていました。
みんなが揃うことは冠婚葬祭くらいしかないからか、
家族のみんなはいろんなことを聞いてきます。
「仕事は順調か」「子どもは元気か」「これからどうするのか」
などなど、質問攻め。
家族は好きですけど、こうして矢継ぎ早に質問されると
正直ちょっと面倒だなと思ってしまいます。
ですが、以前の記事で書いたように、
家族は面倒くさい幸せだと思います。
人とコミュニケーションするということは、
面倒という感情とセットで切り離せないもの。
面倒だと思っても、そうやって気にかけてくれることに感謝することで、
幸せを実感できるんじゃないかと思います。
もしかしたら、もう今の家族が全員で揃うことはないかもしれません。
そうすると、この週末が家族全員が揃った最後の日として記憶されます。
たとえそれが現実になったとしても、
初めて家族揃って東京に行ったという思い出は、
楽しい時間として家族の記憶に刻まれたと思います。
面倒なこともあるけれど、そんな家族もまたいいものです。
新郎新婦と家族の幸せが、末長く続きますように。
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