こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨日突然複数の友人から連絡があり、
「LINEで変なメッセージ送られてきたよ」とのこと。
慌ててLINEを立ち上げると、
「他の端末で使われていて利用できません」
という内容のメッセージが・・・
これは最近ニュースになっていた「LINE乗っ取り」だと気づいた時は既に時遅し。
連絡先や今までメッセージ履歴など、全て削除されて、
アカウントは何者かの手に渡っていました。
今朝のテレビのニュースでも報道されていて、
あまりにも被害が多いことから、
不正アクセス対策として4桁の暗証番号による本人確認を7/17から行う、
とLINE株式会社が発表しています。
LINE、乗っ取り対策に暗証番号を導入――17日から本人確認を強化
それだけ多くの方が被害にあっているということ。
プロブロガーとして有名なイケダハヤトさんも、
先日LINE乗っ取りの被害にあっていました。
[対処法] LINE乗っ取り被害に遭った!アカウント削除までにやったことまとめ
参考までに、LINEが乗っ取られるとどんなメッセージが届くのか、
友人あてに届いたメッセージの画面キャプチャをもらったので掲載します。
こんな感じで今すぐコンビニで買い物するよう促されます。
自分のことを知っている人にとっては、
言葉遣いから明らかにおかしいと思うはずで、
事実、多くの友人が違和感を覚えて土屋宛に連絡してくれました。
まず、こんなスタンプ使わないし。
幸い、自分はLINEを積極的に使ってなくて、
連絡先も数えられるくらいしか登録していませんでした。
そのため、友人への連絡もすぐ終わりましたし、
メッセージ履歴が消えたダメージも小さくて済みました。
これが仕事に使っていたとなると、ダメージは深刻だったと思います。
こうした乗っ取りに対して、どのような対策を行えばよいのか。
最近よく言われているのが、他端末ログイン許可をOFFにすること。
上記の画像の通り、
LINE設定→アカウント→他端末ログイン許可をOFFにすると、
自分の端末以外ではログインできなくなり、
乗っ取りできなくなるという論理です。
しかしこの方法、実は間違ったやり方とのこと。
なぜなら、PCからはログインできなくなるけど、
他のスマートフォンからはログインできるからです。
【LINE】「他端末ログイン許可をオフ」は間違った乗っ取り対策なので注意
「他端末ログイン許可をオフ」にしたから安全、
と思うのはどうやら早計のようです。
今のところ最も確実は方法は、他のサービスでは使われていない
メールアドレスとパスワードの組み合わせを設定することと、
定期的にパスワードを変更することです。
自分の場合はFacebookやTwitterは定期的にパスワードを変更していましたが、
LINEはあまり使っていなかったこともあり、初期設定時から変更していませんでした。
パスワードをいくつも覚えるのは面倒ですが、
複雑なパスワードを作る方法もあるようです。
覚えられるけれど解読不能なパスワードの作り方4選 : ライフハッカー[日本版]
これを参考にしながら、複雑なパスワードを考えたいと思います。
今回は自分の身に起こったことと、その対処法について紹介しました。
LINEに限らず、ネット上での不正ログイン被害は後を絶ちません。
自分の身の安全を守るためにも、予防策を講じておくことが大事。
これを機に、各種サービスのセキュリティについて、
今一度見直してみたいと思います。
みなさんもぜひ振り返ってみてください。
同じような被害にあうことがないように。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー