こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日の記事で書きましたが、前回の朝活で高校時代の後輩に再会しました。
その時に昔話で盛り上がって、高校の先生の話になりました。
「先生の言葉って結構覚えてるよね」と。
そこで、今回は高校時代の先生の言葉で印象的だったものを紹介します。
高校3年生の時、世界史の授業を担当していた先生の話。
当時の高校は世界史が必修科目だったのですが、自分は進学理系クラスだったので、
クラス内で世界史を受験科目として選択している人がほとんどいませんでした。
それを先生もわかっていて、授業中は世界史の話よりも、
先生の学生時代や、今考えていることを結構話してくれました。
確か1年間かけて教科書の3分の1程度しか進まなかったと思います。
ですので、世界史の授業内容は全く覚えていませんが、
先生が話してくれたことのいくつかは、未だに覚えています。
その中で最も印象的だったのは、
「人生とは後ろ向きで歩くようなもの」という言葉です。
後ろを向いて見えている方向が過去、進む方向が未来。
後ろを向いていると自分が今まで歩いてきた道(過去)が見えます。
近くの道ははっきりと、遠くに行くほどぼんやりと霞んでいき、やがて見えなくなる。
また、歩いて進む方向(未来)は全く見えないですが、
足元や周りの風景の変化からある程度は予測することもできる。
ただ、景色は急変することもあり、突然崖があるかもしれないし、
舗装道路からけもの道になることがあるかもしれない。
前方は常に予測不可能。
「人生とは後ろ向きで歩くようなもの」という言葉は、このような意味です。
この言葉自体すごく納得したことと、
過去や未来という時間軸を絡めたところが、
いかにも歴史の先生らしいと思って印象に残っています。
そして最後に言ったのは、
「人は未来を見ることはできない。
また、今という瞬間は次の瞬間には過去になるから存在しない。
人は過去にしか存在しない。」
という言葉で締めくくり、最後まで歴史の先生らしく話してくれました。
この言葉が人生を変えたというわけではありませんが、
今も時々思い出して、その先生のことも一緒に思い出し、
当時を懐かしんでいます。
後ろ向きで進むことは常に不安がつきまといますが、
明るい未来を妄想して進みたいと思います。
明日からお盆休みで帰省しますので、しばらくブログ休みます。
夏休みの方も多いと思いますので、ぜひ楽しんでください!
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー