こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
来週のトライアスロンに向けて、お盆を過ぎてからラストスパートに入っています。
おとといは大会前最後のロングランを決行し、
レースを想定したペースで12キロほど走りました。
涼しかったこともありますが、ゴール後も体力に余裕があり、
完走は問題ないというレベルまで達することができました。
あとは当日の天候がよくなることを願って。
雨降らず、かといって日差しが強すぎない絶妙な天候になるといいのですが。
さて、こんな感じの生活を続けているので、
最近の趣味を聞かれたら迷わず「走ること」と答えます。
「趣味は走ること」と話すと、
人によっては「よく自分からつらい思いできるよね」と言ってきたりします。
学生時代のマラソン大会に苦い思い出がある人は多いですし、
テレビで見る駅伝やマラソンを走る人は常に苦しそうに走っているので、
そう言うのも自然なことだと思います。
しかし、実際はそこまでつらい時間は多くありません。
自分の場合、練習ではつらくなるまで走ることが少ないです。
疲れたらペースを落としたり、途中で立ち止まって歩いたり、
一定以上の辛さを感じたらすぐにやめるようにしています。
できるだけ気持ちよく走れる時間を長くしようとしています。
練習のイメージとしては、気持ちよく走れるレベルを上げている感じです。
今まで全力で走らないと10キロ走れなかったのを、
練習して余力を残して10キロ走れるようにするといったように。
そうするとつらい時間が少ないので長続きするし、
気持ちよく走れて楽しくなってきます。
ですので、つらい時間は周りの人が思っているより短いです。
この話をする時にいつも思い出すのはマンガ「ドラゴンボール」のあるシーン。
ドラゴンボールがある世代に生まれ育った30、40代にしか伝わらないかもしれませんが、
主人公の孫悟空が、バイオテクノロジーにより誕生したセルと戦うために修行部屋に行き、
修行を終えて帰ってきたシーンです。
孫悟空は戦う時にスーパーサイヤ人という戦闘モードに変身しますが、
エネルギー消費が大きく、普段は見た目普通の人間のように生きています。
しかし、修行部屋から出てきた孫悟空は、
戦闘中でないにもかかわらず、スーパーサイヤ人のままでいました。
孫悟空いわく、「いつもスーパーサイヤ人でいればエネルギー消費を抑えられる」
とのこと。
頑張らないとできなかったことを、
頑張らなくてもできるようにして、
より長続きするよう工夫したわけです。
走ることも同じように、頑張らなくてもできるレベルを上げれば、
辛さを我慢することなく、楽しんで続けることができます。
そして、頑張らなくてもできるレベルが上がれば、
自然とMAXパワーも上がっていきます。
苦しむこと自体には特に意味はないと思うので、
頑張らないでできるレベルを上げるという思考は、
精神的にも肉体的にも余裕を生むのではないかと思います。
仕事でもスポーツでも、限界を伸ばそうとするのはとても負担が大きいです。
全ての人がその負担に耐えられるとは思いませんし、
そんな環境にいたいとも思わないでしょう。
そんな人には、「頑張らないでできるレベルを上げる」という発想をおすすめしたいです。
心と体を削って生きるその前に。
それでは、良い週末をお過ごし下さい。
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