こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日公開されたイケダハヤトさん(@IHayato)のブログで、
興味深い記事があったので紹介します。
これからの移住対策は「人の奪い合い」ではなく「関係人口をどれだけ作れるか」 : まだ東京で消耗してるの?
タイトルにある通り、
これからの移住対策は「人の奪い合い」ではなく「関係人口をどれだけ作れるか」、
にかかっているという話。
実例として、月の3分の1は高知でそれ以外は東京などで働く人や、
月の半分は高知でもう半分は京都に住んでいる人を取り上げていて、
「パートタイマー高知県人」と定義しています。
このような暮らし方は「二拠点居住」として最近注目されています。
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このブログでも度々二拠点居住について取り上げてきました。
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二拠点居住はオンオフの切り替えを曖昧にしたい
都市から地方に可能性を求めている人は若い世代ほど多いと感じますし、
さらに地方人口の減少に伴う空き家の増加で、
外からの人が入るスペースが生まれつつあることが追い風となっています。
イケダさんが唱えている通り、
これからの地方は外から来る人(=関係人口)を増やすことが求められると思います。
移住して一生そこに住んでもらうことは、
どうしても地方でやりたいことがない人以外は、
なかなか行動に踏み切れないものです。
田舎暮らしもいいよねと思っていても、
都会の便利さや楽しさがあるし、今まで築いた生活基盤があるから、
それらを残して見知らぬ土地へ移ることはハードルが高いです。
そこで二拠点居住が解決策になる。
月の半分、1年のある時期だけ、不定期で、といったように、
その人の状況に合わせて住む頻度をコントロールできる二拠点居住ならば、
今の生活基盤を維持しつつ、新しい環境を楽しむことができるので
移住一択よりもハードルは低くなります。
また、都市と地方を行き来することにより、
人と情報の交流が生まれ、新しい空気を送りあうことができます。
同じ場所で暮らし続けることは、時に息苦しさを生み出すことがあるので、
生活のベースが複数あるという暮らし方は、
精神的なストレスから解放してくれます。
都市で暮らすか地方で暮らすか、という二者択一ではなく、
その間の暮らし方がもっとあってもいいと思っています。
イケダさんの記事で紹介されているように、
月の半分ずつ別の場所で暮らしたり、
1年のある一時期だけ別の場所で暮らしたり。
ずっと同じ場所で暮らすのではなく、
ずっと移動を続けるわけでもない。
そんな「定住と放浪の間の暮らし方」に自分は憧れていて、
いずれ実現させ、普及させていきたいと思います。
みなさんはどんな暮らし方が理想でしょうか?
では、明日も良い1日になりますように。
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