こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

今年は新年早々から定期ランニングを欠かしていません。
雪で天候が悪くても、週に1回は必ず走るようにしています。

いつもは冬に練習ができなくて体力が落ち、
春から少しずつ体力を取り戻していき、
秋がピークでまた冬になると元通り、
というサイクルを繰り返してきました。

しかし、今年は練習時間をあらかじめ確保しておくので、
冬でも練習を続けることができ、体力の低下を防ぐことができています。

今は4月に行われる佐渡トキマラソンに向けて、
トレーニングに励む日々です。

4月の佐渡トキマラソンでは、ハーフマラソン(21.0975km)を走る予定で、
今はスピードをつけるために、5km程度を速く走る練習をしています。

社会人になってからは長い距離を一定のペースで走る練習ばかりしてきたので、
短めの距離のスピード練習はかなり疲れます。
学生時代、部活で日々全力で走っていた頃を思い出す感触です。

ただ、今は成長期にあって、練習すればするほど速くなっています。
当面の目標は5km20分(1km4分ペース)を切ること。
今は5km21分程度なので、あと1分縮めないといけません。

ゆっくり時間をかけて、年内には達成したいと思っています。

さて、長距離を走る人なら誰もが持ち得る疑問があります。
それは「スピードが先か、スタミナが先か」という問いです。

長距離の練習は何パターンかあるのですが、
短い距離を全力に近いスピードで走り、それを何本か繰り返すパターンと、
長い距離を一定のペースで走り続けるというパターンの2つがメインです。

それぞれ、スピードを鍛える練習とスタミナを鍛える練習です。

練習はこれらをバランスよく組み合わせるのですが、
そこで多くの人が「スピードが先か、スタミナが先か」という問いにぶつかります。

スピードがつくから、少し遅いペースで走り続けられるようになるのか、
スタミナがつくから、速いペースで走っても疲れにくくなるのか。

この問いについては専門家や実際の競技者によって大きく意見が分かれるところです。

自分の意見としては、「スピードが先」です。

昔読んだ陸上マンガの「奈緒子」で、「スピードが先」というエピソードがあり、
スタミナはスピードの後からついてくるという言葉に納得した記憶があります。

スピードをつけることによって、そのスピードに見合うスタミナがついていく、
かつての部活や今のランニング練習で、その考えが正しいことを実感しています。

フルマラソンの例で考えてみるとわかりやすいのですが、
世界のトップレベルの選手たちは、全員といっていいほど短い距離からスタートしています。

3000m、5000m、10000mと短い距離でスピードをつけて、
徐々に距離を伸ばしてスタミナをつけ、
最終的にフルマラソンに挑戦するという流れが確立されています。

フルマラソンの日本記録保持者の高岡寿成さんは、
トラック競技の3000m、5000m、10000mで日本記録を樹立してスピードを磨き、
満を持してフルマラソンに挑戦し、
今も10年以上も破られていない日本記録を打ち立てました。

これはトップクラスの選手の話ですが、
市民ランナーレベルでもスピードをつけることで、
より上のレベルのスタミナがつくというのが自分の考えです。

「スピードが先」という考えは、何も長距離に限ったことではなく、
普段の生活にも当てはまります。

最初はちょっとハードル高いなと思うことも、
勢いよくスピードをつけてやってみる。
最初はつらくても、そのスピードを保って続けていると、
やがてそのペースに慣れてくるものです。

「息切れするのでは?」という心配は、
実際に動いてしまうとそこまで感じないと思います。

「スタミナはスピードから生まれる」
まずはスピードから。

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