こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日、友人のこばゆーくん(@884yuu)が管理人をしている
アーティストのためのシェアハウス、
ツクツクハウス
に遊びに行きました。

新潟駅から近いのでアクセスが良く、
内装も思ったより新しくて、ちょっと住んでみたいと思いました。

クリエイター・アーティスト(自称可)の方の入居を募集しているので、
新潟在住で興味ある方はぜひこばゆーくんと連絡をとってみてください。

さて、こばゆーくんと話した時に気になったのは、
シェアハウスとして部屋を借りるのが大変だったという話です。

基本的にアパートは間取りによって住む人が想定されています。
例えば1DKなら若者独身者、2LDKなら3人家族というように。

その対象から外れるような使い方をする場合、
大家さん、または管理会社から理由を問われることになります。

管理側から見ると、例外的な使い方をされると管理が面倒ですし、
何かトラブルが起こる可能性も高くなるので、
できれば避けたいというのが本音でしょう。

こばゆーくんも今の部屋を借りるまで、いくつか断られたと話していました。

同じような話は野呂さん(@noronn)からも聞きました。

イベントスペースにしたい、飲食もしたい、オフィスにもしたい、
そんな複合的な空間にしようと思っても、
なかなか貸してくれる場所がないとのこと。

どこに行っても「で、飲食がやりたいの?」
というように目的を1つに絞ることを強要される。

それが何とかならないかなと2人で話していました。

個人的には空間には制約を設けるより、
制約なく自由にやりたいことを詰め込んだ方が面白くなると思っています。

様々なものが交わることによって、
自分でも予想もしなかった出来事が起こるからです。

やりたいことを思いっきり詰め込んだ空間ですぐに思い出すのは、
新潟市西区にあるツルハシブックスです。

「ブックス」という名前がついている通り、
メインは本屋で、厳選された本がカテゴリ分けされて並べられています。

しかし、ただ本を売るだけではなく、
時には飲み会をしたり、時には小商いをしたり、時にはゲームをしたり、
時にはトークイベントをしたり、イベントがなくても人が集まって話してたり。

とても「ここは本屋です」と一言では表せない空間になっています。
それがとても心地よい。

空間に制約を設けず、やりたいと思ったことを次々と実現していった結果、
いろいろなものが混ぜ合わさったカオスな空間になっています。

ツルハシブックスに行くと自由な空気を感じることができるので、
お気に入りの場所の1つになっています。

空間に目的を持たせることは、可能性を狭めることになります。

「ここは本屋」「ここは居酒屋」「ここは雑貨屋」
と役割を限定せず、境界を曖昧にしていくことで、可能性はぐっと広がるのだと思います。

制約のない空間がもっと増えると、世界はもっと面白くなる。
そんな気がします。

では、明日も良い1日になりますように。

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