こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日、学生時代の友人から連絡があり、
共通の友人が入院したという連絡を受けました。
交通事故による負傷でしたが、軽症で命に別状はなく、
とりあえずそれを聞いて一安心しました。
直接の原因は、寝不足・疲労による注意不足とのことでしたが、
その根本にあるのは仕事に対する強いストレスでした。
その友人は、最近職場で異動になり、
昇進してチームをまとめるリーダーポジションに就いたそうです。
しかし、慣れない仕事に加えて、
チームをまとめるという新たな仕事も生まれ、
それが大きなストレスとなって本人を苦しめていました。
そのストレスが慢性的な睡眠不足と疲労を生み、
今回の事故につながったようだと、
連絡をくれた友人が話していました。
この連絡を受けた後、働くってなんだろうとずっと考えています。
「生活するため」
「自分の夢を実現するため」
「誰かの幸せを生み出すため」
「人生の暇つぶしのため」
「みんなが働くから」
働く理由は人それぞれ違っていいし、
むしろ違うのが当たり前で、模範的な理由じゃなくたっていい。
お金が目的だって、自己実現が目的だって、
それもまた十分な働く理由だと思います。
でも、決して望むことなく、自分の命を危険にさらしてまで働くのは、
どこか歪んでるし、おかしいと思うのです。
友人が仕事で苦しんでいる時、
遠くに住む自分が助ける方法はほとんどなかったはず、
言い訳になってしまうけど本当にそう思う。
たとえ、頻繁に連絡を取り合って言葉を交わしていたとしても、
一時的な平穏は手に入るかもしれないけど、
仕事の環境が変わらない限り、根本的解決にはならなかっただろうから。
だからといって傍観することももうできません。
心と体をボロボロにしてまで働く人の存在を
強烈に実感してしまったから。
このおかしな働き方を変える1つの方法は、
「逃げ場」を用意することだと思っています。
会社でもなく、家庭でもなく、
近い人間関係から離れてフラットに付き合える場のことです。
閉鎖的な環境から抜け出せば、
今自分が置かれている状況が冷静に見れますし、
何よりしがらみのない人間関係は、緊張感から解放してくれます。
自分がやってる朝活がまさにそんな場。
もしもの話をしても意味はないけど、
友人が近くに住んでいて、朝活のような場に来ていたら、
もう少し違った未来になっていたかもしれません。
人は仕事をしないと生きていけないというのは確かにその通りで、
「働かざるもの食うべからず」は現代も通用する理論だと思っています。
ただ、行き過ぎた労働礼賛は働く人をジワジワと苦しめることにもなります。
どうしても無理な時は「無理だ」と声を出すこと。
押しつぶされそうになった時は自分の思いを聞いてもらうこと。
そんな小さな一歩が踏み出しやすい世の中は
きっともっと暮らしやすく、働きやすく、生きやすい世の中だと思います。
今の働き方に満足してますか?
心と体は疲弊していませんか?
もし不満を抱えているのなら、
ぜひ今の仕事についてもう一度見直してみてください。
命より大事な仕事なんてないのだから。
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