こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近ネット(主にSNS)について思うことがあったので書き留めておきます。
今年のGWは東京に出かけるということで、泊まる場所を探しています。
ホテルでもいいのですが、せっかくなので世界最大手の空き部屋シェアサイト、
Airbnbを使って宿泊しようと思い立ちました。
そこでアカウントを作成しようとしたところ、
作成方法として①Facebookと連携 ②Googleと連携 ③メールアドレスで作成
の3パターンが示されました。
Airbnbはサービスの性質上、互いの信頼がベースにあるため、
できるだけ信用度を高めるために、Facebookとの連携を推奨していました。
サービス利用者の多くがFacebookと連携して、透明度を高めているようです。
もう1つも東京の旅に関すること。
以前から会いたいと思っていた人がいたので、
何とかその人と会えないかと思って、
その方が運営しているFacebookページ経由で連絡をしました。
その方とは会ったことがなく、Facebookでも友達ではありませんが、
ブログを通して数年前から交流があった人です。
ブログ、メールでのやり取りは日常の会話に近く、
まるで会って話しているかのような軽やかなやり取りだったのですが、
Facebookのメッセージで返ってきた言葉は、
同一人物とは思えないほど冷たいものでした。
「最近連絡を取ってないから、何か大きな変化があったんだろうか?」
と思っていたところ、本人からメールがあり、
実はFacebookページを実際に運営しているのは別の人だと知らされました。
後日、そのことを知ってわざわざメールで謝罪してくれたわけです。
Facebookページの名前にその方の名前が入っていたので、
これは間違いなく本人が運営していると勘違いしてしまったわけです。
この2つの出来事を通して、
「ネットは現実世界の延長にある」ということを強く実感しています。
Airbnbの件では、Facebookがその人の存在を証明するツールになっている、
お誘いメッセージの件では、逆にFacebookの名前を見てその人の存在を感じていた。
ネットと現実は別々の世界に並行して存在しているのではなく、
それぞれがリンクして、互いに影響を与え合ってると言えると思います。
ただ、ネットの世界はどうしても「仮想」「虚構」というイメージが強く、
現実と結びつかないせいか、時におかしなことが起こっています。
面と向かっては絶対言えない誹謗中傷を次々と言ったり、
アルバイト先で業務中に遊んでいる写真を公開したり。
もしネットと現実世界のつながりがもっと見えていたのなら、
これらの事故は起こらなかったのではないかと思います。
ネットと現実がリンクしていくという流れは、もはや変わることはないでしょう。
現実社会をより快適にするために、より日常生活にネットが溶け込んでくるようになります。
ここ2,3年で聞くことが多くなったモノのインターネット化(Internet of Things)がその一例。
そうやってネットが生活の一部になるからこそ、
ネットは別世界ではなく、現実の一部だと認識することが大事だと思うのです。
画面の先にあるのは仮想空間ではなく、どこか別の現実世界と思えば、
もう少し丁寧に向き合えるのではないでしょうか。
そんなことをFacebook関連の出来事から思いました。
では、明日も良い1日になりますように。
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