こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

来週新潟市内の高校で授業を担当することになりました。
大学の同級生から依頼があり、面白そうなので即OKしました。

高校で授業をするのは教育実習以来10年ぶり。

その時でも「高校生は若いな」と思ったので、
今見たらもう別の世界の人たちに見えるのかもしれません。

それはそれとして、今の高校生がどんな感じなのか見たいという好奇心が強いので、
当日高校を訪れるのが今から楽しみでなりません。

さて、今回の授業は「キャリアアップセミナー」という名目でして、
社会人のゲストを招いて話を聞こうというもの。

ですので、ゲストには自身の体験を通した職業観や働き方、今の仕事を決めた理由など、
仕事に関する話が求められています。

ただ、内容については特に指定があったわけでもなく、
自由に話してもらって大丈夫です、という話がありました。

何でも話していいと言われると逆に悩んでしまいます。
ここ数日は何を話そうかずっと悩んでいます。

解決策として、高校生だった頃の自分だったらどんなことを知りたいのか考えてみました。

高校生の頃の自分は、働くということに対して全くと言っていいほど考えてなくて、
進学してから考えればいいくらいに思っていました。

ただ、世の中にどんな仕事かあるかわかってもいないのに、
働くことはつらくて大変で我慢の日々なんだろう、という思いだけは持っていました。

自分の周りにいた人、家族や先生や近所の人たちを見ていると、
大変そうな印象が強く、自分にはできないだろうなと常々思っていたからです。

結局働くことについては高校では考えず、進学して大学に進んでからも考えず、
就職活動が近づいた時にようやく考えるようになりました。

まあ当然ながら、いきなり考えても自分に合う仕事が思いつくわけもありません。

これが高校生の頃の自分の職業観です。

今の高校生の中にも、きっとかつての自分と同じような思いを抱いている人がいると思います。

仕事はつらくて大変で、我慢することで報酬をもらえる、そんなイメージ。
それは確かに働く人たちの一つの側面ではあります。

しかし、そうではなくて、自分がやりたいということを仕事にし、時には自らの手で作り出し、
ストレスを抑えて楽しく仕事をしている人たちがいることも事実です。

そんな人たちが世の中に存在していることが信じられない人もいるでしょう。

でも間違いなく、好きを仕事にしている人たちがいて、
好きという思いだけでなく、生活を成り立たせているのです。

常識の外側を想像するのは難しい

自分の見ている世界が常識だとしたら、
その常識の外側を想像することはとても難しいことです。
なぜなら経験がないから、見たことがないから。

今回の授業では、高校生にとっての想像の外側、
社会人になっても楽しく働いている人たちもいるということを話せたらと思います。

他にもこれからの働き方や、これから求められるスキルなど、
仕事の紹介よりも高校生向きの未来についての話を中心にする予定です。

あと1週間、話す内容を洗練させていこうと思います。

では、明日も良い1日になりますように。

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