こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

尊敬する人物を聞かれた時、いつも紹介する1人にアインシュタインがいます。

かなり有名な科学者だったので、名前を聞いたことがあるかもしれません。
相対性理論を提唱したことで有名な人ですね。E=mc²が有名な公式。

自分は学生時代からアインシュタインが大好きで、
物理学科でもなく相対性理論のことは全くわからなかったのに、
本を読んでその考えを理解しようとしたこともありました。
(結局挫折しましたが)

アインシュタインは科学者として歴史に名を残す発見をしたことは周知の事実。

それに加えて、アインシュタインは非常にユーモアに富んだ言葉を多く残しています。
まるで哲学者や詩人のように。

以下、いいと思った言葉をいくつか紹介します。

 「蝶はモグラではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。 」

 「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」

 「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、それを狂気という。」

 「人が恋に落ちるのは、万有引力のせいではない。」

思わずニヤリとしてしまう言葉ばかりです。

あまりにも名言の数が多いので、今では本にまとめられて出版されています。

数ある名言の中でも、自分が最も気に入っているのは、
「ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。」という言葉です。

世の中は様々な人や情報や文化が複雑に絡み合っていて、
真実も複雑であるかのように思えてきますが、
実は突き詰めていくと真実はシンプルである、という意味が込められていると思っています。

そして、この発想があったからこそ、
特殊相対性理論を表すE=mc2を導き出したのでしょう。

また、後年に一般相対性理論の解として、宇宙が膨張することを説明した式に、
つじつま合わせのために「宇宙項」という定数を加えたのですが、
後日その間違いが証明され、「生涯最大の失敗」とアインシュタイン本人が語っています。

これは「ものごとをシンプルに」という考えと反するもので、
先ほどのE=mc2とは対照的です。

このアインシュタインの業績を見ていると、
「世界はシンプルを求める」ということを痛感します。

この言葉は、いつも物事を難しい方に考えるという自分を正してくれる
道しるべのような存在になっています。

世に散らばる問題は複雑さを増しているけど、
きっと一つ一つを分解していけば、解法はシンプルになる。

世界はシンプルを好むから、難しく見える目の前の問題を、
いかにしてシンプルに分解していく考える、
それが複雑さとスピードが増すこれからの時代に必要なことなのでは、
と思いました。

アインシュタインの名言集は何冊か出ていますので、
興味のある方はぜひ手にとって読んでみてください。

では、明日も良い1日になりますように。

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