こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末に友人に誘われて飲み会に参加してきました。
ざっくり言うと異業種交流会、
といっても名刺交換して仕事の話をするような堅苦しい感じではなく、
雑談中心の和やかな会でした。
参加者は10人ちょっと、市役所、国家公務員、新聞社、そして土屋。
なんとなく自分だけ異色の経歴。
好きなアイスとか、出身地の話とか、誕生パーティーの話とか、世間話が多い中でも、
いくつか印象的な言葉があったので紹介します。
国家公務員として国の中枢で働いた後、新潟市役所に転職した方の言葉。
国家公務員時代は、20代のキャリアが浅い人でも、
何千億円を自身の裁量で動かせる権限があったそうですが、
その環境よりも、新潟市で働くことを選んだとのこと。
大きなプロジェクトよりも、地域の役に立ちたいという、
まさに地方公務員の鑑のような方でした。
自分が知っている市役所勤務の方は、
「地域のために何かしたい」という強い思いを持っている人ばかりなのですが、
公務員のイメージというと、「与えられた仕事を淡々とこなす」というイメージが昔から強く、
この方のようなケースはイレギュラーではないのか、と質問してみました。
そうしたところ、冒頭の言葉が返ってきました。
毎年入ってくる新人は、みんな何かしら地域のためになりたいという思いがあり、
強い愛着を持っている人が多いそうです。
景気が悪くなると公務員が人気になりますが、今公務員が人気なのは、
安定の他に「地域の役に立ちたい」という思いを叶えられる場所だからでは、
と思ったりしました。
公務員は楽でいいよね、なんて決して言えない。
新聞社のベテラン記者と話していた時に聞いた言葉。
(今回の交流会の主催者でした)
今回の交流会を始めたきっかけは、「新しい世界を見つけるため」で、
年齢や職業が違う人たちが集まって話すことで、
何か良い変化が生まれるのではないか、と思って始めたそうです。
別にここで仕事を生み出そうとは思ってないけど、
新しい仕事の芽は、何てことない会話の中から生まれることが多いから、
こういう会話が大事なんだよね、とも。
ただ、自分も朝活を始めた時に感じたことなのですが、
人が集まる場を運営し続けることは少々面倒です。
常に新しい人が入ってこれる余白を作っておかないといけないし、
どんな人を呼ぶのか考える必要もある。
参考:告知から報告までを体系化すると継続できるイベントになる
何より、自分が知らない人たちを集めるという未知の世界へ飛び込んでいく
勇気と行動力が必要です。
だから、求める人は多くても、自分でやろうとすると大変だからやらない。
そんな時代だからこそ、ハブになる人が求められている、という話でした。
最後に紹介するのは、今回の交流会に自分を誘ってくれた市役所の友人の言葉。
彼自身いろいろなイベントを企画しているのですが、
彼のいいところは、どんな突拍子もない意見も受け入れてくれることです。
この飲み会でも、「こんなことやりたいんだよね」という話をしたら、
「いいですね、やりましょうよ」と乗っかってきました。
そこから話がどんどん進んで、新しいイベントができる見込みが立ちました。
単純な一言だけど、人に与える影響力は絶大だと思いました。
普段あまりお酒を飲まないし、こういった交流会も参加しないのですが、
やっぱり人と会うことでしか得られない情報がありますし、何より楽しいので、
時々未知の世界に飛び込んでみるのがいいですね。
自分も今度主催してみるかもしれません。
では、明日も良い1日になりますように。
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