こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日、新潟市中央区古町にある
「ラフォーレ原宿・新潟」が閉店するというニュースが新潟で話題になりました。

 ラフォーレ原宿、新潟から撤退へ 競合店に押され赤字に

原宿なのか新潟なのかよくわからないというツッコミは置いといて、
古町地区でも目だっていた商業施設がまた1つ消えるとあって、
古町に関係のある人たちの落胆ぶりはかなり大きいようです。

厳しい経営に追い込まれた理由は、競合他店の台頭にあります。

古町は新潟駅からだと歩くには少し遠い距離(2kmくらい)、
途中で信濃川を超えて行かねばならず、気軽に行ける感じではありません。

近年では新潟駅からより近い万代地区の方が発展していて、
若い人はこちらの方に足を運ぶようになり、古町に訪れる機会が少なくなっていきました。

自分も特に行きたいお店がなければ古町まで足を運びません。
新潟駅周辺、またはイオンなどのショッピングセンターを巡れば欲しいものは手に入ります。

わざわざ時間とお金を使ってまで古町に行こうとは思いません。

古町地区から有名なお店が消える度、
「このままでは古町が衰退してしまう」
「何とかしてかつての賑わいを取り戻さなければ」
という流れが生まれてきます。

かつての活気があった頃の街を取り戻したい気持ちはよくわかるのですが、
こうした流れを感じる度に、ちょっと違うんじゃないの、と思ってしまいます。

なぜなら、かつてのにぎわいを取り戻すというのは、時代の流れに逆らうことだから。

今の時代を生きている人、これからの時代を作っていく人たちに好かれないから衰退したわけで、
そこで再び同じような街を作ったとしても、また衰退していくことは目に見えています。

必要なのは、かつてのにぎわいではなく、これからの時代に合ったものを作ること。

単純に過去に回帰するのではなく、自分たちが何がほしいのか見つめ直し、
自分たちがほしいものを作っていくこと。

そういうところから、新しいにぎわいが生まれていくのではないかと、
ラフォーレ閉店のニュースを見ながら思いました。

これからの古町はどうなっていくのか、
足を運んでみようと思える場所になっていくのか、
しばらく注意して観察してみようと思います。

では、明日も良い1日になりますように。

ご案内
詳細プロフィールは

こちらから。

ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。
 Twitter:@tutinoko310
 Facebook:土屋裕行.com
 メール:お問い合わせフォーム

Twitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。

follow us in feedly