こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

ブログ「隠居系男子」を運営する鳥井さん(@hirofumi21)が、
よくTwitter上で交流している小川ヒラクさん(@o_hiraku)が最近気になっています。

発酵デザイナーという聞いたこともないような肩書きからして、
すでに人を引きつける魅力を持っています。

Twitterで発する言葉や、ブログに綴られている文章を見ると、
自分自身の軸がしっかりとあり、
その軸を中心として世の中を見ていることが伝わってきます。

ひらたく言うと、とても面白い方です。
(会ったことはないのですが)

少し前の話ですが、その小川さんの記事で興味深いものがありました。

 『豪族2.0』〜中央を離れ、理想のクニをつくる実力者が生まれる

 ・これからの動乱の時代は、「分散化」と「自分で何でもやる」が標準になること。

 ・優秀な人が「自分の旗を掲げる」ために地方へ行き、
 「日本全体としては下り坂だが、局所的には盛り上がる」現象が頻発する。豪族2.0の台頭。
 
 ・ローカルは双方向性、グローバルスタンダードは単方向性

などについて書かれています。

とりわけ共感できる部分は、「ローカルは双方向性」という部分です。

小川さんは、ご自身がゲストハウスをやっていた時の経験から、
「ローカルな価値は他国のローカルとつながることができる」ということを感じたそうです。

同じように、規模は国内と小さいながらも、自分も同じことを考えていました。

地方=ローカルの価値は、他の地方=ローカルとつながることができる、と。

それは時々東京に気になる場所・人を訪れる度に感じていたことです。

東京は本当に刺激的で革新的で、
自分がほしいと思っていたもの、想像もしなかった面白いものにあふれていて、
そんな面白いものに関わっている人たちと会って話すこともできます。

すごく楽しいことなんだけど、
同時に「これは新潟では難しいんじゃないか」ということも感じます。

東京に視察に行くのは、新潟で何か面白いことができないか、
そのネタ探しに行っているようなものなのですが、
東京にある面白いものは、東京という桁違いに大きな土台があってこそできることなんだと
いつも痛感します。

だから最近は東京ではなく、他の地方に目を向け始めています。

人口や自然環境、街の発展度、都会との距離など、
全く環境が違う東京を参考にするよりも、
同じような環境を持つ地方の方が、
お互いに参考になる部分があるのではないかと思い始めました。

少し前にアメリカオレゴン州のポートランドに興味を持ったのも、
人口や気候、自然環境、都会との距離が新潟と似ているというのが大きな理由です。

 ポートランドに学ぶ地方都市の未来

地方が都市にだけ学ぶ時代は終わりを告げ、
これから価値観の近い地方同士が交流していくことが大事だと思います。

ローカルから生まれた価値観やムーブメントは、
きっと他のローカルでも受け入れられるはず。

だから、これからは東京に視察に行くだけではなく、
新潟県内の遠い地域、または近県も視野に入れて動いていこうと思っています。

 地方→都市 から 地方⇔地方へ

ここ新潟でも豪族2.0は生まれるのでしょうか?
もしかしたら自分が豪族2.0になっているのかもしれません。

では、良い週末をお過ごしください。

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