こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

学校が夏休みに入ったようで、
日中の街中で学生の方々を目にすることが多くなりました。

この時期の高校の目玉と言えば高校野球です。

テレビでもネットでも、連日地区予選の結果で盛り上がっています。

順当に優勝候補が甲子園出場を決めた県があれば、
優勝候補が無名の高校に負けたり、強豪校同士の対戦だったり、
毎回のように驚きと感動を与えてくれます。

昔、高校の野球部の先生が、
「部活動は学校教育の一環。それ以上のものではない」
という名言を残していましたが、
今や学校教育の場を越えて、一種のエンターテイメントにまで昇華されてる気がします。

さて、意外にもかつて野球部だった自分、
今は全く野球をやることがないのですが、
時々野球のことを思い出すと、昔一緒にプレーした人たちを思い出します。

先輩、後輩、同級生、それぞれ思い出に残っているのですが、
中でも印象的なのは、中学時代にバッテリーを組んでいたエースです。
(バッテリーとは、ピッチャーとキャッチャーのこと)

自分はキャッチャーをしていて、いつもその同級生とペアになっていました。

彼は野球があまり上手くない自分から見ても才能に溢れていて、
特に変化球のキレは抜群、大きく曲がるカーブが持ち味で、
時にはバッターがのけぞるくらいの角度からストライクを取っていました。

ただ、彼には致命的な課題がありました。
それは練習嫌いということ。

時々無断で練習を休んだり、練習中でも自分のペースで休憩を取ったり、
ピッチャーという体力が必要なポジションにもかかわらず、
明らかに練習量は他のメンバーよりも少なかった。

それでも、彼の才能は圧倒的で、他のどのメンバーより上手く、
打撃でもトップの打率をマーク、高校からスカウトが来るほどのレベルでした。

ただ、残念なことに、日頃の練習不足のせいで、
思ったより成長することはありませんでした。

中学・高校と進むうちに、他の選手たちが成長していき、
その一方で彼はそこまでの成長がなく、才能は埋もれていきました。

もし彼が他のメンバーと同じように練習に打ち込んでいたら、
必ずトップレベルの実力者になれただろうと思うと、未だに残念です。

そうした姿を見たからか、自分の中では「努力>才能」という図式が成り立っています。

小さな継続は才能を超える、ということ。

自分が持って生まれた才能だけではいずれ枯渇してしまう。
だから日々の小さな行動を継続することで、
才能に代わるエネルギーを生み出す。

そうすれば、いずれその小さな継続が才能を超える時がやってくる、そう思います。

自分にとって小さな継続はこのブログ。

決して文才豊かとは言えない自分ですが、
それでも何年も記事を書き続けていることで、
当初に比べて文章を書く時間が短くなり、テーマも絞れ、
少しは読みやすい文章が書けるようになったと思っています。

才能がなくても、小さな継続で価値が生み出せる、
そう思ってこれからも書き続けていこうと思います。

さて、週末は佐渡で水泳大会に出てきます。
おぼれないよう頑張ります。

では、良い週末をお過ごしください。

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