こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
今月誕生日を迎えると34歳になります。
年々実年齢と精神年齢が離れていってるようで、
また1つ歳をとると差が広がっていくような気がしています。
昔は8月生まれは学校の夏休みだったので、
みんなに祝ってもらうこともなく、気づいたら誕生日が過ぎていたパターンで、
少し寂しい思いもしてきました。
しかし、大人になってからは多くの方に祝ってもらえるようになり、
SNSが浸透したここ数年は、遠く離れた友人からもメッセージがもらえるようになり、
年に一度の楽しみになっています。
毎年のように多くの方々に祝ってもらっているのですが、
30歳を過ぎた頃から、急激に誕生日に対する興味が消えていきました。
20代の頃はまだ祝ってもらうこと自体が嬉しかったし、
歳をとることで大人になれるような気がして(年齢的には大人にもかかわらず)、
誕生日が近づくと嬉しくなったものです。
ただ、最近はかつてほどの嬉しさはなくなり、
誕生日が近づいても驚くほど無関心で、
意識していないとそのままスルーしてしまいそうになるくらい。
もしかしたら誕生日への興味が薄れたというより、
他に興味関心が移ったのかもしれません。
それでも、誕生日を祝ってもらうことに飽きてしまったのは紛れもない事実です。
そんなある日、愛読している雑誌WIREDの未来の仕事の特集の中で、
ある社会起業家が紹介されていました。
名前は忘れてしまったのですが、ニューヨークで起業家として大成功を収め、
お金に不自由することもなく、盛大なパーティーを連日のようにしていた起業家の話。
その彼がある時ぜいたくな暮らしをしている自分に違和感を覚え、
少しずつ誰かのために行動していくようになり、
やがて社会起業家としてより良い社会を作る仕事を始めたそうです。
そのはじめの一歩として取り組んでいたのが、
「誕生日に誰かのために行動する」こと。
1年に1回必ずやってくる誕生日、
まずはその日に他の誰かのために行動するところから始めたそうです。
この話をみて、すぐに「これだ!」と感じました。
もう誕生日に自分だけを祝ってもらうことに飽きてしまっていたので、
これからは逆に誕生日に周りにいる人たちに感謝し、
他の誰かのために行動すれば、自分も楽しくなって周りも嬉しくなるんじゃないか、
そう考えました。
そこで今年はお世話になっている方々を招いて、
小規模な感謝祭をする予定です。
他にも関心のある分野の団体に寄付をしようとも考えています。
人生100年計画で、あと誕生日は60回以上あるので、
最初はこれくらいにして、少しずつパターンを増やしていけたらと思っています。
多くの人に誕生日を祝ってもらい続けて、
もう自分は祝ってもらうことに満足してしまいました。
だからこれからの誕生日は、他の誰かのために使う時間にしようと思います。
みなさんはどんな誕生日を過ごしていますか?
もし世界中の人たちが誕生日に誰かのために少しでも時間を使ったら、
毎日世界中でちょっとずついいことが起こり、
ちょっとでも笑える時間が増えるような気がします。
もし自分の誕生日を祝ってもらうだけの時間に飽きてしまったら、
周りにいる人たちのために時間を使う日にしてはいかがでしょうか?
さて、来週は夏休みなのでブログ更新はお休みです。
お盆明けからまた再開しようと思います。
では、来週も良い日々でありますように。
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