こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

夏休み中、新潟県十日町市にあるギルドハウス十日町(@guild10kamachi)に出かけてきました。

管理人の西村治久さん(@west2538)とは以前から知り合いで、
西村さんがギークハウス新潟に住んでいる時に遊びに行ったり、
お互いの主催するイベントに参加したりしていました。

そんな西村さんが新潟市を離れて、
十日町でシェアハウスを作って住んでいると知り、
いつか行きたいと思っていました。

その思いがようやく今月になって実現したというわけです。

IMG 5523

Googleマップを頼りに山道を行くと、突然数件の家が現れます。
そのうちの1件がギルドハウス十日町。
(家族で行っててバタバタして外観の写真が撮れず・・・)

この日は子どもの夏休みを利用して東京から来た親子や、
2階にバーを作ろうと全国から集まった学生など、
多くの人で賑わっていました。

写真は居間?の様子。
誰も写っていませんが、外に出かけたり、台所でご飯作ってたり、
2階でバーを作る作業をしていたり、人はたくさんいるんです。

お互い強く干渉するわけではないけど、
なんとなく周りの人がやってることがわかり、
タイミングが合えば話をしたりして、
とても開放的な空気と心地よい距離感だと思いました。

IMG 5521
訪れた人がどこから来たかわかるように、地図にシールを貼っています

西村さんとは小一時間ほど近況や雑談をしました。
ギルドハウス十日町のこと、仕事のこと、今後の展望などなど。

その中でも特に気になったのは、
ここに集まってくる人たちの多様性についてです。

ゲストハウスを作りたいという人がいたり、
全国を旅する途中に偶然見つけて寄った人がいたり、
大地の芸術祭を見るために来た人がいれば、
地域活性の観点から視察に来る人もいる。

様々なレイヤーの人たちが集まるからこそ面白いし、
そこから何か新しいものが生まれる可能性が高まる。

そんなふうに西村さんは話していました。

この話を聞いて思ったのは、「好奇心は距離を超える」ということ。

交通アクセスが良くない場所には人は足を運ばないけど、
そこにしかないものがあり、その価値が移動の手間を越えれば人は足を運ぶ。

ギルドハウス十日町は思ったより都市部に近かったのですが、
思っていたよりずっと山の中でした。
普通は行ってみようとは思いません。

それでも、ギルドハウス十日町に行けば何か面白ことがあり、
何か面白い人に出会えるんじゃないかという期待感がありました。

きっとこの日滞在していた他の人たちも、
そうした期待感に引き寄せられてここに来ていたのだと思います。

この期待感・好奇心は田舎という距離のハンデを軽々と乗り越え、
多くの人を引き寄せていました。

これは本当にすごいことだと思います。

いや、最寄り駅見たら驚きますから、
見事に山と田んぼとセミの声だけでしたから。

「ここは田舎だから面白いことなんてできない」
なんて思う人が多数だと思いますが、
ギルドハウス十日町を見ていると、その言葉は間違いだと確信します。

距離を上回る面白さを生み出せばいい。

好奇心は距離を超えるという好例を間近で見て、そう思いました。



人生でやりたい100のリストにも書いたのですが、
自分はいずれ生まれ故郷の佐渡でゲストハウスをやりたいと思っているので、
ギルドハウス十日町の活動はとても参考になりました。

年齢も職業も出身も国籍も越えて、
いろんな人たちが集まる場をつくる、
やっぱりそれは自分の生涯の楽しみのようです。

ギルドハウス十日町は冬になると雪が大量に積もってしまうので、
興味のある方はぜひ夏の暑いうちに足を運んでみてください!

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