こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
10/11に開催される新潟シティマラソンに向けて練習を続けています。
昨日は1キロ4分半という当日のレースを想定したペースで
1時間ほど走ってみました。
まだ余裕を持ってゴールできていないので、
残り1ヶ月弱でもう少しスタミナをつけて、
後半も余裕を持った走りができるようにしておきたいです。
さて、練習はいよいよ追い込み時期に入ってきていますが、
今の自分の練習内容はそこまで追い込んでいるメニューではありません。
1週間のうち、昨日のようなレースペースで長距離を走る日が1日、
5km程度の短い距離を全力で走るスピード練習の日が1日、
そしてゆっくりダラダラ長距離走る日が1日、といった感じです。
一番つらいのがスピード練習の日。
結構限界まで追い込んでいて、ゴール後の息切れが激しく苦しいです。
ただ、スピードはスタミナを生むというのが自分の経験則ですし、
マンガから得た知識にも同じことがあったので、週に1回は行うようにしています。
一方、一番楽なのはゆっくり長距離を走る日。
目標のペースも特になく、いつもと違うコースを走ったり、
ちょっと速いと思ったらペースを落としたり、
「いかに楽な状態で走るか」というのを大事にしています。
だいたい1時間くらい走ります。
レースペースで走る時と比べて遅いのでゴール後もかなり余裕です。
「これで練習になるの?」と思うこともありますが、
実はこの練習はスタミナ作りに大いに役立ちます。
中学校の頃、人数が少なかったので野球部と掛け持ちして、
期間限定で駅伝練習をしていた時のこと。
夏休みから始まる練習は、当初めちゃくちゃ厳しいものだと覚悟していました。
しかし、週5日の練習のうち2日間はひたすらゆっくり走り続けるという、
ちょっと拍子抜けする練習メニューでした。
たぶん1時間くらい走っていたと思うのですが、
最後まで会話しながら走れるくらい余裕のペースで、
「こんな練習で早くなるんだろうか」と疑問に思っていました。
そんな練習を積んで迎えた夏休み後の5kmタイムトライアル。
夏の練習の成果を見る絶好の機会です。
そこで自分が出した記録は、夏前の記録を大きく上回る記録でした。
「練習は苦しい時間を乗り越えないと意味がない」
「楽な練習をしてはレベルアップしない」
という考えが頭の中を占めていた当時の自分にとって、
この結果は衝撃的でした。
そんな当時の経験があるので、今もゆっくり長距離を走る練習を取り入れています。
当時の自分と同じように、苦しまないとレベルアップしないと思っている人は
日本人の中には特に多いように思います。
そうした考えがベースにあって、さらに飛躍すると、
「仕事は苦しいもの」という考えに至ることになります。
ですが、その考えは間違ってると思います。
苦しさに耐えることとレベルアップはイコールではありません。
苦しさにばかり焦点を当ててしまうと、
いずれ取り組むことへのモチベーションが薄れてしまい、
長い目で見てマイナスになってしまう。
だからその呪縛を自らの手で断ち切ることが、
長く続けていく秘訣だと思うのです。
「苦しいことに耐えてこそレベルアップできる」という考えは
いずれ自分の身を滅ぼしてしまうから。
では、良い連休をお過ごしください。
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