こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
自分がブログを始めた5年前から毎日のようにブログを更新している
マーケティングコンサルタント藤村正宏さん。
エクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)を提唱されていて、
「モノを売るのではなく、体験を売る」という価値観をベースにして
全国様々な場所で勉強会を行ったり、コンサルティングを行っている方です。
勉強会に参加した塾生たちはエクスマの教えに則り、
モノではなく体験で他者との差別化を図り、
多くの方が業績を伸ばしているとのことです。
参考:エクスマとは?「エクスペリエンス・マーケティング」の略称です。
藤村さんのブログには頻繁に「関係性」という言葉が登場します。
不特定多数の人めがけて情報発信するのではなく、
商品以外に個人的なことも情報発信して、一方通行ではなく双方向のやり取りをし、
自分に合った人との関係性(=コミュニティ)を作ることから始めることを薦められています。
モノが大量にあふれる時代、どこで買っても同じモノが手に入る中で、
自分から買ってもらうためにはお互いの顔と心が見えることが大事、
という考えはとても共感します。
当初から大好きなブログなので、今もほぼ欠かさずチェックしています。
この考えがベースにあった上で、さらに自分の考えを付け加えるならば、
「コミュニティではお金を稼ぐより大事なことがある」
ということ。
自分が様々な人が集まる場を作りたいと思っているのは、
そこでお金を稼ぎたいという気持ちもありますが、
それ以上に個人のセーフティネットを築きたいという気持ちが強いです。
もし自分が仕事を失って収入が途絶えてしまったり、
ケガや病気で外出しにくくなったり、
身近な人が離れてしまって意気消沈してしまった時、
きっとコミュニティの誰かが助けてくれるはず。
そんな淡い期待を抱いています。
もちろん、コミュニティを築く大前提は自分が楽しいこと。
次にそこに集まってくる人たちに楽しんでもらうこと。
それらを満たした上で、何かあった時にはお互いに助け合えるような、
でも決して強制的、義務的な助けではない、
そんな関係を築けていけたらと思っています。
個人的には生命保険よりも強いセーフティネットだと思っています。
そして、何かあった時にきっと助けてくれるという安心感こそ、
コミュニティでお金を稼ぐより大事なことなのだと思います。
かつて農村の集落で行われていたような互助精神は、
集落の過疎化、高齢化によって失われつつあります。
ですので、これからは自分の力で、互いに協力し合える人たちを見つけ、
近からず遠からずの距離感で協力していくことが大事だと思います。
こうして作られていくコミュニティは、
もしかしたらお金を超える価値があるのかもしれない、
エクスマの記事を読みながらそんなことを考えていました。
参考:あなたのコミュニティ、本当に「We」で語れますか? お金以上の価値ある場づくりに不可欠な3本の矢
では、明日も良い1日になりますように。
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