こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この三連休はいろいろと印象的なことがあったので、
数回にわたって連休中の出来事をまとめていこうと思います。
まずは10/11に行われた新潟シティマラソンについて。
この2ヶ月の練習の成果を発揮する機会として、
ハーフマラソンの部に参加してきました。
当日は朝から雨が降り、肌寒い天候の中でのレースとなりましたが、
何とか完走することができました。
それでは、当日の様子・完走をさっとまとめてみます。
前日早く寝すぎたせいか、夜中2時過ぎに目が覚めてしまい、
それからは寝たり起きたりを繰り返して朝を迎えました。
会場周辺の道路は混雑することがわかっていたので、
少し遠くの駐車場に車を停めて、そこから自転車で会場入り。
7時に会場に到着した時は、既に多くのランナーが準備を始めていました。
会場入り
ハーフのスタートは8時半とまだ時間に余裕があったので、
ざっと会場周辺を散歩して回ります。
地元新潟の大会だけあって、知り合いに次々と遭遇します。
フルと10キロに出る人が多くて、ハーフに出る人はいませんでした。
今年からハーフの枠が減らされたのも一因かもしれません。
7時半を過ぎた頃から自分も準備に取りかかります。
荷物を預かり所に預けてレース用の格好に。ただかなり寒い。
半そで&ハーフパンツはちょっと雨の日には適していませんでした。
念のため雨ガッパを持ってきていたのでそれを使用。
何とか寒さをしのぐことができました。
ゴール地点
ただ、雨が降っていると全く気分が上がってきません。
今までの人生で雨の中でのマラソン大会はなかったので、
走りたくないという気持ちが先行してしまいました。
それでも体操と軽いジョギングをしてスタート地点に整列。
スタート位置
スタートはタイム順に4ブロックに分けられていて、
自分は2番目のBブロックに整列。
自分の目標設定タイムは1時間35分。
だいたい1キロ4分30秒で走ると達成できるタイムです。
思ったより前の方だったので序盤の渋滞は避けられるかなと思っていました。
(それでも最初1キロは渋滞したのですが・・・)
さすがに前のブロックにいる人たちはみんな速そう。
体つきもそうですけど、何というか雰囲気が場慣れしてる感じ。
大学受験で周りの人がみんな頭良く見えるのと同じ感覚です。
全員で一致団結
そうやって周りの人を見ているうちにスタート10分前に。
ここでゲストランナーの高橋尚子さんが登場!
「雨の日は記録出やすいですよ~」と選手たちを激励します。
最後は写真のように全員で気合を入れます。
マラソン大会はこういう非日常感がすごく好きです。
そしてスタート5分前、ここからカウントダウン。
いよいよレースがスタートします。
スタートは思った以上にスムーズでしたが、直後の曲がり角で渋滞になって一旦停止。
その後も渋滞は続いて自分の思うようなペースで走れず・・・
1キロの通過は5分を過ぎてしまいました。
最初の1キロでこのペースはマズイいと思い、
次の1キロはどんどん追い越しながらペースアップ。
新潟の名所、萬代橋を超える2キロ地点では、1キロ4分30秒に戻せて一安心。
その後は川沿いの平坦な道を、1キロ4分30秒台で駆け抜けていきました。
いいペースなんですけど、練習の時のように足が軽くありませんでした。
睡眠不足なのか、雨の影響なのか。
この時点で目標タイムの更新は難しそうだと思い始めます。
6キロ地点の新潟県庁前を過ぎると、前半の難所の千歳大橋へ。
今まで平坦な道だった分、橋の上りがきつかった。
ここでちょっとタイムが遅れてしまいます。
その後10キロ地点まではゆるやかな上りが中心で、
向かい風もあって、1キロ4分40秒になることもありました。
ただ、後半の追い風を期待してひたすら耐え続けます。
10キロの通過は46分30秒。予定より1分半遅れ。
レース後半、11~12キロは閑静な住宅地を通る道、
沿道の応援は多いのですが、ここもゆるやかな上りになっていて、
心と体にダメージを与えてきます。
2,3キロ並走している人と競い合いながらこの上りをクリア。
そしてコースは海岸線へ。
海岸線へ出ても思ったより風強くありません。
これはラッキーと思ったのもわずか、折り返してから一気に疲れが襲ってきました。
14キロ以降は4分30秒台を維持できなくなってきます。
そして一番きつかったのは16~18キロの間。
風を正面から受けるコースだったので、向かい風に押されて思うように進めません。
加えて前とも後ろとも距離があって完全に1人旅。
ここまで来るとレベルが同じランナーが固まっているので、
簡単に距離が変わることがありません。
ですので、沿道の応援を心の支えにして一歩ずつ足を進めていきました。
この2キロは5分近くかかってしまいました。
ただ、ここで神の救いが!
前方から高橋尚子さんが走ってくるのを発見。
「あと3キロですよ~ 頑張って~」
(疲れて正確には覚えていませんが、こんな感じでした)
というテレビで観たそのままの感じで応援を受けてハイタッチ。
向かい風区間を抜けて追い風区間に入ったこともあり、
ここから少しだけペースアップ。
18~19キロは再び4分30秒に戻してきました。
ここから3人でゴール地点の陸上競技場まで並走しました。
20キロ地点の通過は1時間33分。
あと1.1キロ頑張れば1時間38分台でゴールできる。
そう思って競技場手前から一気に増える声援を受け、
最後の力を振り絞ってペースを上げます。
競技場が見えてからの500m、ゴールはまだかと思いながら必死で走る走る・・・
なんでゴール前の距離はあんなに長く感じるのか。
ずっと続くように思われたラスト1キロも、
競技場に入るとようやく終わる感じがして、最後のダッシュに。
最後は並走してきた人とほぼ同じタイミングでゴール!
時計を見ると1時間38分台は死守。
最低限のタイムはクリアできました。
記録証
ゴール後は記録証とサトウのご飯をもらって預かり所へ。
軽く体操をして落ち着く間もなく銭湯へ。
早く着替えてフルマラソンの応援に行くためです。
銭湯
新潟シティマラソンを走ったランナーは無料で銭湯に入れました。
これが昔ながらの銭湯でして、
番台があってベテランのおばあさんが目を光らせていたり、
風呂の壁にはタイルで風景画が描かれていたり。
いつも入ってるスーパー銭湯もいいけれど、
時代を感じつつゆったりと入れる銭湯もまたいいものです。
フルマラソンの応援
風呂に入ってからは急いでフルマラソンの応援のためにコースに戻ります。
だいたいゴールタイムが3時間半くらいの人から、
最終ランナーまでずっと応援していました。
ただ、4時間あたりのランナーは大量すぎて、
知ってる人が通ったにもかかわらず、全く発見できませんでした。
今回の応援で一番印象的だったのは、大学時代の寮の同級生を見つけたこと。
たった数秒でしたが、お互い頑張って生きてる感じを伝え、
そして彼は風のように去っていきました。
今までマラソンの応援なんてそんなに面白くなくて、
走った後のおまけみたいに考えていたのですが、
予想外の人に出会って、予期せぬことが起こるという体験をしたので、
応援もいいものだと思うようになりました。
一番きついと思われる37キロ付近での応援、
どれくらいランナーに届いたんでしょうか。
目標タイムに届かなかった最大の要因は雨対策。
体が冷えるのでもう少しアップをして体を温めておくべきでした。
今回はスタートから思ったように体が動かず、
余計な体力を使ってしまったせいで、後半にスピードを上げることができませんでした。
マラソンは天候に大きく左右されるので、
時には悪天候の中で走る練習も必要かなと思いました。
それから、コースは平坦かと思っていたら、
実は細かいアップダウンが続くコースでした。
下りより上りの比率が高く、ゆるやかに上って一気に下る印象。
コースがわかっていたらもう少し別の走り方があったかもしれません。
目標が達成できなかったので、とりあえず来年もハーフで出ようと思います。
もう少し速いペースで長距離を走れる練習をして、
スピード・スタミナ共に今年以上にしていきたいです。
そして好記録を出して、気持ち良くフルの応援ができれば最高。
本気で走り出して2年、まだまだこれから記録は伸びると信じて、
これから雪降る季節になっても走っていこうと思います。
次の大会は来年の佐渡トキマラソン。
2016/4/17に開催が決定したそうです。
ここでもハーフで出場予定。
次回はツアーを組んで集団で出場したいと思っているので、
気になる方がいましたら、ぜひ一緒に参加しましょう!
以上、新潟シティマラソンの完走記でした。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー