こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日開催した第3回 人生でやりたい100のリストワークショップは、
おかげさまで無事に人が集まり、開催することができました。

当日の様子は上記のリンク先の記事にてまとめています。

次回は2016年の1月前半を予定していますので、
近くなりましたらまた告知いたします。

さて、今回のワークショップでは、定員5名のところ4名の申し込みがありました。

過去2回は満員になっていましたが、今回はあと1人分の枠が余ったままでした。

イベントを主催する者として、満員になることは一つの目標ではありますが、
無理に人を集めて満員にしようとは全く思っていません。

今回のイベントでも、もっと告知回数を増やし、
ダイレクトメールのように知り合いに宣伝していれば、
あと1人は来てくれたのではないかと思います。

でも、そんなことはしなかった。
そこには理由があります。

イベントに無理に人を誘わない理由は、
会場の熱量を高い状態で保っておきたいからです。

自分から申し込んで来た人たちは、イベントに興味を持っている人なので、
その場の流れに協力的で、盛り上がる空気を作ってくれます。

その一方、強引に誘われて参加した人は、
いまいちイベントに興味が持てず、それが態度に現れてしまう。
そうすると、つまらなそうな空気は人から人へと感染していき、
やがては全体の熱力を奪ってしまう。

今まで何度もそうした経験をしてきました。

特に顕著だったのはライブハウスでの出来事。

一般的にライブハウスでのライブに出演する場合、
出演者には一定のチケットノルマが課せられ、
ノルマ分を買ってもらえない場合は自腹で負担しなければいけない、
というルールがあります。

ファンがたくさんいる有名バンドなら全く苦労はしないのですが、
多くのアマチュアミュージシャンにとって、そこまで熱心なファンは多くないので、
知り合いのツテを頼ることになります。

こうすればノルマ分のチケットは買ってもらうことができるのですが、
そうやって仕方なく来てくれた人たちは、
自分たちの音楽に興味を持っているわけではありません。
付き合いで仕方なく来ている。

だからライブを見ていても、盛り上がるどころか冷めた視線で見てしまいます。

その空気は出演者は敏感に感じ取ることができるので、
あまりに冷めた人が多いと、ライブのパフォーマンスにも影響が出てしまいます。

そうしたベストとは程遠いライブを見たお客さんは、
「やっぱり面白くないな」という感想を抱いて、悪い印象のまま帰ってしまう。

実際にあった出来事で、お互いに不幸な時間を過ごしてしまったパターンです。

イベントの人数合わせは百害あって一利なし

人数は目安であって、追い求める絶対的な基準ではありません。

無理に人数合わせをするのではなく、
人数にかかわらず来てくれた人にとって価値のある時間にするよう全力投球する。

そんな心構えが大事ではないかと、日々イベントを主催しながら思っています。

では、明日も良い1日になりますように。

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