こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨年末に子どもが通っている保育園のお遊戯会がありました。
各組ごとに歌やダンスや劇を発表していくのは昔と変わりませんが、
三代目 J Soul BrothersやE-girlsの歌やダンスがあって、
やはり時代の流れを感じました。
年長さんの組は、さすがに最上級生だけあって、
歌もダンスもしっかりできていました。
保育園は1歳ごとの差が大きいので、
全部見ていると子どもはこうやって成長していくのか、
と成長の過程が見られて面白いです。
さて、このお遊戯会ですが、
気軽な気持ちで見に行ったものの、
終わってみると泣きそうなくらい感動しました。
自分の子どもが出ているので感動するのは当然かもしれませんが、
他の子どもたちを見ていても、やはり心動かされるものがありました。
歌やダンスだけ見ると、音程は合っていないし、リズムがバラバラだったりして、
お世辞にも美しいとは言えません。
それでも、彼らの歌って踊る姿を見て感動している。
このお遊戯会で感動を生み出す原動力となったのは
「全力で取り組む姿勢」だったと思っています。
歌うのも踊るのも劇でセリフを言うのも、
彼らは一切の手抜きをしていません。
個人差があって声が大きい子もいれば小さい子もいる、
ニコニコしながら歌う子がいれば、恥ずかしそうに歌う子もいる。
でも彼らは手を抜いているわけではないし、
自分が持てる力を全力で出して歌って踊っていました。
その姿を見て、自分も含めた親たちは感動していたのだと思います。
これは先日の行われた箱根駅伝や野球の甲子園大会にも言えることです。
プレーの質だけを見れば実業団やプロ選手には及びません。
それでも私たちの多くがこの大会に魅了されるのは、
彼らが手を抜かず、嘘のない全力の姿勢で取り組んでいるからです。
そうした姿を見るからこそ、あれほど大きな感動を生んでいる。
もし彼らが少しでも手を抜いていたとしたら、
あそこまでの感動が生まれるでしょうか。
大人になるにつれて、同じ日々の繰り返しになってしまうことが多く、
自然と力を入れなくても、全力を出さなくても生きられるようになっていきます。
それは人間の適応力の賜物ですが、
全力で生きることを放棄してしまうと、魅力が薄れていきますし、
何より自分自身が楽しくなくなってしまいます。
全力で生きることは何よりエネルギーが必要で、
歳をとるごとに難しくなっていきますが、
いつまでも全力で取り組む姿勢は忘れたくないものです。
では、明日も良い1日になりますように。
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