こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

いつもチェックしてる「らふらく」さんの記事で、
ぜひ紹介したい部分があったので記事にしました。

 学生時代にやってよかったことは「テレビとネットによる時間の浪費」です by「大学時代にやっておくべき10のこと」

記事の中では
「学生時代にもっと大学の外に出て、つながりをつくるべきだった」
と書かれています。

自分も全く同じことを感じています。

ただ、自分の場合は大学時代に外とのつながりができ、
そのおかげで今の活動に通ずるベースができました。

らふらくさんと同じく、自分は地方国立大学(新潟大学)に通っていましたが、
地方国立に共通する雰囲気なのか、やはり閉鎖的でした。

というのも、市街地から離れていて学生の街だったこと、
近くに他大学がないこと、
学内だけでも十分な人数がいたこと(学生だけで1万人)、
などの理由で、大学内だけでも十分楽しむことができる環境でした。

大学入学当時の生活は、大学の講義、学内のサークル、大学近くでのバイト、
と見事に大学周辺で生活が完結していました。

周りも同じような大学生ばかりで、
とても居心地が良く楽しい日々を送っていました。

転機となったのは大学3年の時。
同じ学科の友人とギターを始めたことがこの流れを変えてくれました。

最初は大学の広場でギターを弾きながら歌っていたのですが、
次第にそれでは物足りなくなってきました。

そこで、高校球児が甲子園を目指すように、学生ランナーが箱根駅伝を目指すように、
歌い手がひしめく新潟駅で歌うことを決意しました。

2000年代前半の新潟駅前は、週末になると多くのストリートミュージシャンが活動していて、
その中に紛れて友人と2人で歌っていました。

最初こそ全く反応がありませんでしたが、
近くのミュージシャンが話しかけてくれるようになり、
通りがかりの人が立ち止まってくれるようになり、
別のミュージシャンのファンが来てくれるようになり、
少しずつ顔見知りが増えていきました。

そこで出会う人たちは、大学内にいては決して会うことのできない人たちでした。

受験勉強や部活動に打ち込む高校生、
仕事帰りのサラリーマン、
日本一周中の若者、
世界を放浪している外国人、
実家から家出してきた子、
何やら理由ありの逃亡生活を送っている人、
などなど。

今思い出しても様々な人がいたんだと驚きます。

こうして多くの人と会うことはとても新鮮で刺激的でした。

同時に、自分が過ごしてきた大学生活は、
あまりにも小さく閉ざされた世界だったんだと気づきました。

おそらくあのまま大学にこもっていても、
居心地が良い空間で楽しい日々を送っていたんだと思います。

ただ、世界の広さを知ることは少なくとも学生時代にはなかったでしょうし、
大学の外側にある楽しさに気づくこともなかったでしょう。

あの時ギターを手に取り、大学の外に出て本当に良かったと今になった思います。

学生時代は同じ年代、同じ価値観の友人に囲まれて生活するので、
とても居心地が良い空間です。

高校、大学と進学するほど、同じ価値観の人が集まってくるので、
どんどん居心地の良さが増していきます。

しかし、その友人たちとの空間は世界のほんの一部で、
周りを見渡せば未知なる世界が広がっています。

その未知なる世界の楽しさを知った1人として、
多くの人にその世界を体感して欲しいと思います。

学生時代に限らず、いつだって未知の世界に飛び出す好奇心は必要なので、
自分の学生時代と変わらず、未知なるものに飛び込んでいきたいと思うのです。

では、良い週末をお過ごしください。

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