こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
今週末の1/23土曜日の17時より、
新潟市古町にオープンするゲストハウス「人参」の
オープン記念パーティーがあります。
【バー“人参”☆キックオフパーティー】
新潟市中心部にはゲストハウスが存在しないので、
ここが旅人と地元民が交流する起点になるのではないかと期待しています。
パーティーには自分も参加しますので、
ゲストハウスに興味がある方、
バーマスターの野呂さん(@noronn)に会いたい方、
面白い人に会いたい方など、ぜひご参加ください。
さて、自分はゲストハウスにそれほど泊まったわけではありませんが、
今まで泊まったゲストハウスでは全て楽しい出会いがありました。
学生時代から数年間はよくゲストハウスに泊まっていました。
当時は人と出会いたいというより、単に安いからという理由で泊まってたわけですが、
そのおかげで旅はより楽しいものになりました。
ゲストハウスで一番思い出深いのは、
大学卒業直前に沖縄に行った時に泊まった宿です。
与論島のマラソン大会に参加するのが主目的で、
ついでに沖縄を観光するという1人旅。
この日は8人部屋が満室で、
仕方なく床で寝ようとしたのですがなかなか寝付けず。
気分転換のために深夜に共有スペースに行ったら、
すぐ後から2人来て自然に会話が始まりました。
最初は世間話でしたが、やがて将来についての話に。
その話が特に印象に残っています。
1人は東京で保育士をしていた男性。
ダイビングインストラクターになるため那覇に来て、
明日から仕事探すと話していました。
もう1人は世界を放浪している女性。
一定期間仕事をして、お金が貯まったら旅に出る、
ということを繰り返していたそうです。
そして自分は翌月から地元中小企業で会社員として働くことが決まっていた。
三者三様の立場からの話には考えさせられるものがありました。
インストラクターを目指す男性は安定した仕事を捨てて夢に賭けたけど、
不安でたまらないと話していました。
一方、世界放浪する女性は将来に不安はないし、
今この瞬間とても楽しいと言っていました。
そんな2人の話を聞いて、どちらも素敵だと思うと同時に、
自分はなんて小さく面白味のない人生なんだろうと思えてきました。
その話を2人にしたら、
「そんなことない。それが一番いいのかもしれないよ」と諭されました。
それを聞いてちょっと救われた気持ち。
高校→大学→会社員が当たり前だと思ってたので、
それ以外の生き方が急に身近になって驚いた、
というのがこの日の体験です。
あの2人は今どうしてるのか、今も時々思い出し、
また旅に出たいと思いを巡らせます。
出会いは求めない方が出会う
会いたいオーラ全開でいるほど、
人はそれを感じ取って一歩引いてしまうもの。
そこまで前のめりじゃなく、
「面白い人がいたら話したい」
くらいの気持ちでいた方が、面白い人と会えると経験から感じます。
旅だけでなく、多くの人が集う交流会などでも、
少し出会いたい欲求を抑えることで、
結果的に良い出会いに恵まれると思うので、
心当たりのある方はぜひ意識してみてください。
では、明日も良い1日になりますように。
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