こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
保育園落ちた日本死ねという記事がメディアで取り上げられています。
ちょっと内容は過激ですけど、
確かに働きながら子どもを育てたい人にとって、
保育園に入れないというのは致命的な問題です。
そんな状況になってしまった怒りを
国や地方自治体にぶつけたくなる気持ちもわかります。
ただ、保育園事情は地域によってかなりの格差があると感じます。
今回は自分が今暮らしている新潟市、
その隣の阿賀野市の保育事情について書いてみます。
自分の子どもは今阿賀野市内の保育園に通っています。
園児数は100人ほど。
両親共にフルタイムで働いている家庭なら、
1歳から問題なく入園することが可能です。
我が家は妻の育児休暇が終わり、
子どもが1歳になった時から保育園にお世話になっていますが、
特に問題なくすんなりと入園できました。
通常時間は9時〜17時で、延長保育だと7時~19時です。
家庭の都合によっては土曜も対応してくれます。
今の保育園に通っていて気づいたのですが、
多くの家庭で2人以上子どもがいます。
これは家族と同居もしくは近所に住んでいて、
親だけでなく祖父母とも育児を分担することができているからだと思います。
育児の負担を減らすことができるので、
母親も仕事を続けながら育児ができる。
だから子どもを2人持つ肉体的・精神的・金銭的余裕ができているのでは、
と考えています。
一方、政令指定都市である新潟市の場合、
少し保育園事情は厳しくなってきます。
市の中心部の場合、希望の保育園に入れないことも多いです。
自分の周りにも、希望の保育園に子どもを入れることができず、
離れた場所にある保育園に通わせているケースもあります。
中心部の保育園は既に定員を超える受入をしていて、
市役所に問い合わせをして紹介してもらえても、
郊外にある保育園を紹介されたり、都市部に近い現象が起こっています。
ただ、新潟市には全国でも珍しい24時間対応の保育園があります。
夜勤のある仕事をしている友人が利用しています。
県外出身で身内が近くにいないために子どもを見てくれる人がおらず、
深夜でも対応してくれるので助かっているとのこと。
夜間に子どもを預けることに抵抗がある人もいると思いますが、
こうした保育園があることで、出産後も仕事を続けることができる人がいるのもまた事実です。
以上、新潟市周辺の保育事情をざっくりまとめると、
「中心部では保育園に入れないこともありますが、郊外にいけばほぼ確実に入れる」
です。
都市部で保育園探しに追われて、
仕事を辞めたり、中には偽装離婚までして保育園に入れようとする人もいるようですが、
その選択肢の中に「地方で暮らす」があってもいいのでは、
と思います。
今は多くの自治体が移住者支援に積極的で、
手厚い待遇でもてなしてくれる自治体もあります。
移住には仕事や人間関係も大きなウエイトを占めるので、
子育て面だけで決めることはできませんが、
選択肢の1つとして考える価値はあると思います。
「日本死ね」と言っても何も変わらないので、
目の前だけでなくもう少し広く世界を見渡すことで、
解決策が見えてくるんじゃないかと、「日本死ね」の記事を読んで感じました。
では、明日も良い1日になりますように。
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