こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日「仕事でいちばん大切な人を好きになる力」という本を読みました。
ライフネット生命社長の岩瀬大輔氏の著書です。
東大法学部卒、大学在学中に司法試験に合格。
ハーバード・ビジネス・スクールを最優等生で卒業。
ボストン・コンサルティング・グループなど一流企業を経て、
現在はライフネット生命の社長をされています。
経歴を見ると輝かし過ぎますが、
文章は全く高圧的でも上から目線でもなく、
優しい文体で書かれているので読みやすいです。
上記のような経歴を持つ岩瀬氏ですが、
この本で伝えていることはビジネステクニックではなく、
「人を好きになること」です。
各ステージでは常に人に助けられてきたそうで、
それらの経験を元にして、人付き合いで気をつけていること、
そしてタイトルにあるように、
人を好きになることについて書かれています。
ビジネスに役立つ人脈術という感じの本ではなく、
即効性はないですが、共感する部分がたくさんありました。
中でも最も共感したのは以下の言葉。
人を好きになる出発点は人に対する好奇心
相手に対して好奇心がなければ興味を持てませんし、
興味が持てなければ好きになるきっかけがつかめません。
「この人はどうしてこう考えるのだろう」
「どんな経験をしてきたんだろう」
好奇心があればそうして小さな疑問が次々と浮かび、
会話が生まれてコミュニケーションが生まれ、
より大きな興味を引き出し、やがて好きになっていく。
まず相手に対して好奇心を持つことこそ、
人を好きになる最初のステップだという意見は全く同感です。
自分も好奇心は興味があって、
このブログでも好奇心をテーマとした記事を書いています。
好奇心こそが生きるエネルギー
弾む会話はテクニックより好奇心
人生をカラフルにするのは好奇心
知的好奇心を育むには好きな人を増やすこと
岩瀬氏の本を読んで、あらためて好奇心について思ったことは
好奇心が全ての出発点だということです。
好奇心がなければ心は動かないし、
心が動かなければ行動し続けることができません。
人生の大切な要素の1つだと断言できます。
自分には好奇心なんてない、そう思う方もいるかもしれません。
ですが、自分が思うのは、好奇心とは誰もが持っているもので、
自覚がない人は好奇心を封印しているだけではないかと。
単調な日々の繰り返しの中で、好奇心は次第に影を潜めていき、
いつしか奥底に眠ってしまうようになったのでは。
だから好奇心を再び呼び覚ますためには、
いつもと違った行動を起こすことが必要だと思います。
大きなことでなくても、
いつもと違う道で帰ってみる、
久しぶりに同級生に会ってみる、
今まで読まなかったジャンルの本を読む、
くらいのことで十分。
そうやって小さな刺激を入れることで、
再び好奇心は呼び起こされる、そう思っています。
とても読みやすい本だったので、
興味のある方はぜひ読んでみてください。
それが好奇心を呼び覚ますきっかけになるかもしれません。
では、明日も良い1日になりますように。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー