こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近まとまった時間が取れているので、
目の前のことだけでなく、これから先のことに目を向けてみました。
いったいどんな変化が社会に訪れるのだろう。
その時個人には何が求められるのだろう。
そんなことに思いを巡らせ試行錯誤していましたが、
自分の中でこれからの時代が求めるものが3つに集約できたので、
簡単にまとめてみようと思います。
1.組織から個人へ
20世紀までは何か社会にインパクトを与えるようなことをしようと思ったら、
1人ではとてもできませんでした。
だから人は集まって組織を作り、会社を作り、
その中で役割分担することで効率化を図り、
社会にインパクトを与えてきました。
それがSNSとデジタルツールが登場したことによって劇的な変化が起こった。
無料または格安で個人でも様々なサービスが利用できるようになりました。
ブログで全世界に自分の考えが発信できるし、
Facebookで知り合った人たちと近況を報告し合うことができる、
Twitterでリアルタイムに思っていることを発信でき、
Baseでネットショップを立ち上げて自分の作品を販売でき、
noteでファンコミュニティを築くこともできます。
今後も技術の発達によって個人ができることはますます増えるはず、
そうなるとかつて組織でなければできなかったことが、
個人でも代替できるようになってきます。
自分の場合も、ブログとSNSで大きく人生が変わった1人で、
これらがあったから朝活始めることができ、
そこから面白い人たちと出会うことができ、
20~30人程度の人を集めるイベントを開催することができました。
会社員の一個人でもできることはたくさんあります。
個人の時代が訪れる今後、
かつての組織を越えるような個人が次々と生まれるかもしれません。
2.教育から学びへ
教育というと、先生から生徒への「知識の一方通行」というイメージがあります。
生徒は能動的というよりも受動的。
これに対して学びとは、先生と生徒の関係はフラットで、
お互いにテーマについて深く話し合える関係、
つまり「双方向のコミュニケーション」。
生徒は受動的というよりも能動的。
これから時代の変化が激しくなることは確実で、
しかも日本の場合は人口減少社会という
人類が経験したことのない状況に突入するため、
先例がない道を歩んでいかないといけません。
誰も答えを教えてくれる人はいません。
答えは自分で探すか作るしかありません。
だから必要なのは誰かから知識を与えてもらうような「教育」ではなく、
自分で時代の変化を感じて必要な知識や体験を得ていく「学び」こそ、
これからの時代に必要なのだと思います。
参考:革命を起こすなら「ナウイスト」になれ――実業家 伊藤穰一が語る、これからのイノベーター
3.お金から信頼へ
上記の2つに比べるともう少し先の話になると思いますが、
お金の価値は相対的に下がってくると思っています。
その一方で価値が上がってくるのが信頼。
お金を介さずに信頼で生きていくというのが
自分にとっての理想の世界です。
これはかつての日本の農村のように、
隣近所の人たちと強固なコミュニティを築いていた時代と同じように見えますが、
決定的に違うのは、
場所ではなく興味・価値観でコミュニティが築かれるという点です。
たまたま近くに住んでいる人と、
価値観が相容れないのに我慢して暮らすのではなく、
自分と波長が合う人たちとコミュニティを形成していく。
そのコミュニティの中では、お金を介さずとも、
互いのスキルと信頼を元に生きることができる、
そんな理想の未来を思い描いています。
自力で動く人にとって生きやすい時代に
上記3つ、これからの時代が求める変化についてまとめてみました。
これら3つに共通して言えることは、
自力で動く人にとってこれほど生きやすい時代はない、ということ。
思いを形にするまでの行動のハードルがより下がってくるので、
そんな思いを持った人にとってはパラダイスのような時代になります。
未来に適応する最も大きな方法は、
「自分から動きたくなるくらい情熱を傾けられる何かを持つ」
ことなのかもしれません。
では、明日も良い1日になりますように。
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