こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
毎回テーマを変えて固定メンバーで話し合うTalkin’About。
6回目を数えた昨日は「普通」について話しました。
【イベント】Talkin’About006-「普通」って何?
日本人は特に普通という言葉を好んで使います。
自己紹介の時に「普通の会社員です」と言ったり、
近況を聞かれた時に「普通です」と答えたり、
という経験をした方も多いと思います。
ただ、みんなが普通という言葉を使ってはいるけど、
「きっと私の考える普通とあなたが考える普通は違うよね?」
という前提で、各自が考えている普通について話し合いました。
集まった人がいわゆる「普通の会社員」から外れている人ばかりなので、
少し世間の普通とずれていたかもしれませんが、
たった6人の中でも普通について大きなずれがありました。
家を持つのが普通か、賃貸に住み続けるのが普通か。
同じ会社に定年まで勤め続けるのが普通か、会社を渡り歩くのが普通か。
世代の違い、所属する組織の違いがそれぞれの「普通」を作っていました。
今回の話で一番気になったのは、「未来の普通」というテーマです。
激変する社会に合わせて普通の価値観は変わっていくはず、
ではその普通はどのように変わっていくのか。
自分も含めて多数の人が賛同したのは、普通が多様化していく未来です。
インターネットの発達で好きな人、興味が近い人とつながりやすくなった今、
興味・価値観の近い人たち同士で集まる傾向が強まっています。
この流れが加速していくと、小さなコミュニティが無数に生まれ、
各コミュニティの中でのルール・常識=普通が生まれていくのではないか。
こんな未来を思い描きました。
みんなの「普通」が消えていく
昭和の一時期のように、誰もが同じ方向を向いて、同じ人生を歩んでいた時代には、
みんなが思い描く普通は共通していました。
良い大学に行って、大企業に勤め、結婚して子どもを授かり、マイホームを買い、
たくさんのモノを買い、定年まで勤め上げて、退職金をもらって悠々自適の老後を送る。
それがかつての普通。
そうしたわかりやすい大きな普通は消えていき、
閉じた小さな世界ごとの普通が無数に生まれていく、
そしてそれぞれの普通は交わることなく断絶されていく、
そんな普通の未来を想像しています。
そうなった時にいったい何が必要になってくるのか。
どんな普通が生まれてくるのか。
次々に疑問が湧きあがってくるので、また時間を置いて考えてみようと思います。
みなさんの「未来の普通」は何ですか?
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