こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

2015年度も今日で終わり。
年度末ということで慌しい1日を過ごした方も多いと思います。

年度末になると恒例なのが送別会。
異動や転勤、進学、就職などで人が大きく入れ替わる時期です。

自分の周りでも環境が変わる人が何人かいて、
仕事が変わったり住む場所が変わったりと、
何やら周りが大きく変わっていくような気がしています。

自分は特に大きな変化がないので、余計にその変化を感じ取っています。

環境が変わると付き合い方も変わってきます。

住む場所が変わって物理的な距離が遠くなるほど、
直接会う機会は減り、交流は少なくなっていきます。

長い年月が経てば、細々と続いていた交流さえ途絶えてしまうかもしれません。
自分も30数年生きていて何度もそうした経験をしてきました。

ただ、寂しいことではありますが、
その状況を結構冷静に受け止めて前へと進んでいます。

どんなに打ち解けた仲であってもいずれ終わる時が来る。

すごくドライで割り切った考えなのですが、
自分が人付き合いの中で意識していることです。

生きていればどんな人でも変化していきます。

好きなこと、やりたいことが変わるという内面での変化もあれば、
住む場所が変わる、仕事が変わるという外的な変化もあります。

そうやって日々変化していく人たちが、
いつまでも同じ関係を保っていくのは想像以上に難しいこと。

別に仲が悪くなるわけではありませんが、
変化に合わせて付き合う人が変わっていくのが自然なことだと思います。

失う勇気は付き合いを深くする

「いつか終わる」という一見マイナスに思える発想は、
その一方で互いの人間関係を深めてくれることにつながります。

終わりを意識することで目の前の一瞬を大事にする姿勢が生まれるからです。

終わりはいつやってくるかわからない、
その時に後悔しないように目の前にいる人の話をちゃんと聞いて、
一緒に笑って、楽しい時間を過ごしていきたい。

その時間の積み重ねが深い人間関係を生み出し、
交流が途絶えてからも良き思い出として残っていきます。

一旦深い人間関係が築ければ、何かのきっかけでまた再会した時、
スムーズに昔の付き合いに戻ることもできる。

失う勇気を持つことで付き合いを深くするというのが、
人間関係で意識していることです。

今年もまた人が大きく入れ替わる時期がやってきました。
来年も再来年もきっと続いていくはずです。

いつか突然やってくる終わりの瞬間に悔いを残さないよう、
スマホの画面から目を上げて、
身近にいる人に目を向けていきたいものです。

では、明日も良い1日になりますように。

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