こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近SUPER BEAVERというバンドの曲をよく聴いています。
あまり有名ではないと思いますが、
情熱的な歌声とメッセージ性の強い歌詞が好きで聴くようになりました。
中でも「らしさ」という曲が好きで、この数日はひたすら聴き続けています。
おかげで歌詞もすっかり覚えて口ずさめるようになりました。
この曲で印象的なのは出だしの「自分らしさってなんだ?」という部分。
冒頭のワンフレーズを歌ったところで一瞬音がなくなるところが
この言葉をより引き立たせてくれています。
「ナンバーワンよりオンリーワン」「自分らしくあれ」「個性を出そう」
という世界で自分は1人という意味の言葉をよく見かけますが、
この歌の中ではそうした言葉に惑わされるなと伝えています。
そして、自分らしさとは探そうとして見つかるものではなく、
変わりゆく日々の人生の中にあるものだとも。
この歌詞がとても心に残っています。
自分らしさとはどこかに転がっているようなものではなく、
自分の内側にあるものだと思います。
自分探しの旅に出かけたものの、
結局自分がよくわからなくて、
帰ってきてからようやく自分に気づくことがあるように。
旅や誰かの言葉は自分らしさをつくるきっかけになるかもしれませんが、
それだけで自分らしさが生まれるとは思いません。
では、自分らしさとはどこから生まれてくるのか。
自分は考えて行動する中で生まれてくるものと思っています。
自分が好きなこと・やりたいことは何かを真剣に考えること。
そして頭で思い描いていたことを実現させていくこと。
その過程で自分らしさが生まれてくるのではないか。
そう考えています。
かつてフォークデュオとして活動していた19(ジューク)のあの青をこえてという曲で
「自分らしくなんて口にするたび 何もしていない自分に気づく」
という歌詞があったのを思い出します。
この歌詞も行動する中で自分らしさが見つかってくることを伝えています。
世に溢れる脅迫的な自分らしさに惑わされることなく、
小さな変化を恐れず、日々考えて行動していくことこそ、
自分らしさにたどり着く王道かつ最短のルートではないかと思うのです。
では、明日も良い1日になりますように。
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