こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日佐渡トキマラソンに参加するため、実家に帰りました。

その時に祖父と話をしたのですが、
毎回お決まりのように
「来年にはこの世におらんかもしれん」
と言っていました。

自分が小学生の時から言い続けているので、
もはや風物詩のようになっていて、
その言葉を聞くと安心してしまうほどです。

今年90歳を迎える祖父はまだまだ元気で、
帰省した時のある1日は、
日中は畑仕事をして、合間にマラソンの応援に駆けつけ、
夕方は歌練習をして、夜はそのまま宴会に参加していました。

まるで20代かと思うくらいのスケジュールです。

ただ、本人はそこまで大変と思っていないようで、
当たり前のように、淡々と、そして楽しそうにしています。

「いつ死ぬかわからない」と言う時は、
いつも軽くて冗談のように言ってくるのですが、
おそらく冗談ではなく半分は本気だと思っています。

もう同級生の半分以上は亡くなっていて、
近所でも同じくらいの歳の人が亡くなっているのを見ると、
自分の人生がいつ終わってもおかしくないことを
実感せざるを得ないでしょう。

そう考えると「いつ死ぬかわからない」というのは
冗談ではなく本気ではないかと思うのです。

祖父は歌や畑仕事や近所の人とのおしゃべりなど、
90歳になっても落ち着くことなくやりたいことを続けています。

そうしていられるのは健康であることはもちろん、
「いつ死ぬかわからない」という思いが常に頭の中にあるからだと思います。

だからやりたいことをやり続けられる。

そしてやりたいことをやっているからストレスが少なくなり、
ストレスが少ないからこそ健康で過ごせる。

よって結果長生きする。

今の祖父を見ているとそういううらやましい生き方に見えてきます。

長生きするためには、
早寝早起きして、適度に運動して、栄養バランスの良い食事を心がけて・・・
などなど、気をつけることがたくさんあります。

ただ、それらに気を取られすぎて、
ストレスを感じてしまっては逆効果になります。

体に良くないと言われることをやっても、
自分のストレスにならないことならば、
やった方がいいのでは、というのが自分の考えです。

タバコでもお酒でも。

我慢して好きなことを遠ざけて死ぬよりも、
好きなことをやって死ぬ方が輝ける人生ではないかと思います。

そしてきっと長生きするとも。

若い人ほど特に、時間は無限にあって死を考える機会はほぼないです。

しかし、人間は常に死に向かって歩み続けていて、
どんな人間を必ずいつかこの世から消えてしまいます。

その時までに自分自身は何がやりたいのか、何ができるのか、
それを考えて取り組むことで、人生が豊かになり、
長生きできるのではないか、そんなことを思うのです。

祖父を見習って好きなことをやって、
100歳まで元気に生き続けていきます。

では、明日も良い1日になりますように。

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