こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日NHKで団塊世代の老後破産をテーマとした番組を放送していました。

 NHKスペシャル | 老人漂流社会団塊世代 しのび寄る“老後破産”

経済的には比較的余裕があると思われてきた団塊世代ですが、
親の介護と安定した職を持たない子を抱え、
貯金と年金で何とか生活している人たちが存在し、
その人たちに「老後破産」が迫っている、という話でした。

この番組をリアルタイムで観ていて、
番組が進むにつれてどんどん気分が重くなり、
ちょっと観ているのが辛くなるくらい。

ただ、自分の周りにはいないだけで、
老後破産に陥る(可能性がある)人たちがいるという事実を知り、
もしかしたら明日は我が身かも、思って身震いしました。

この番組では団塊世代を対象としていましたが、
自分のような団塊ジュニアより下の世代にとっても
間違いなく起こりうる未来だと思います。

しかも今の世代が老後を迎える頃には、
まず現行の年金制度は破綻しているので年金は期待できず、
企業の寿命が労働年数より短くなっているので
退職金も今までのようにもらえない可能性が高いです。

そうすると老後の資金は明らかに足りません。

もう「老後」という言葉は死語になっていて、
死ぬまで現役、ずっと働かなくてはいけない未来が訪れるかもしれません。

お先真っ暗、絶望の未来に不安を抱えて生きていくしかない、
そう思っても仕方ないような未来予想図ですが、
この不安を断ち切る方法があります。

それは「自立した大人になること」。

もう少し噛み砕くと、
「特定の個人・組織に依存しない」ということです。

未来に不安を抱くのは、
極論を言えば自分で稼ぐ力がないからです。

自分で稼ぐ力がなければ
倒産の危機に怯える日々から逃れることはできません。

この恐怖から逃れるためには、
自分で稼ぐ力を身につけること、つまり自立した大人になることです。

特定の組織や個人に依存せず、
自分の力でお金を稼ぐことで、生きていく自信が生まれます。

稼ぐ力と言いましたが、自分はお金だけではないと思っています。
人間関係やコミュニティもお金に匹敵するくらいの価値だと。

両者の間に信頼関係が成立していれば、
お金を介さなくてもモノを得たり、サービスを受けることは可能だと考えます。

お金はコミュニケーションコストをゼロにしたものなので、
じっくりと時間をかけて話を積み重ねていけば、
お金を介さないやり取りも可能になるはず。

この状態も立派な自立した大人。
自分が目指しているのもこうした大人です。

お金がなくても生きていけるよう適応するか、
それとも自分でお金を稼ぐか。

いずれにしても、団塊世代と同じことをしては
確実に破産した未来に向かっていくので、
違った方法で生きていく必要があります。

どうやったらこの激動の時代を楽しく生き抜いていけるのか、
同じ興味を持つ人たちと話し合い、協力し合い、行動し続け、
絶望の未来に立ち向かっていきたいと思うのです。

では、明日も良い1日になりますように。

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