こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

昨日はまちづくりのイベントに参加してきました。

シャッター商店街を人が集まる商店街に変えた経緯を
仕掛け人の方から直接聞けるというイベント。

まちづくりや地域活性にそれほど興味はないのですが、
何もないところ、むしろ廃れてしまってマイナスの状態から
どうやって賑わいを生み出したのか興味があって参加しました。

自宅から近いというのも大きな理由ですが。。。

話は思った通り面白く、
小さな商店街を丸ごと買い取ったというエピソードを聞いて、
人が集まる場所を作るには、
こういう熱狂的な人が必要なんだと確信しました。

ただ、残念ながら一番印象的だったのはメインの話ではなく、
その後に行われた交流会でした。

交流会と言ってもお酒のある宴会ではありません。

5分程度で自分のやりたいことを紙に書き、
それを全員の前で発表し、気になった方数名でグループを作って、
互いのやりたいことを紹介し合うというもの。

正直に言うと、交流会の内容を聞いた瞬間に帰りたくなりました。

帰りたくなった理由は、意図的に交流させようという雰囲気にあります。

確かに、話を聞くだけではなく、
参加している人と仲良くなりたいという気持ちはあるのですが、
交流を強要されてしまうと身構えて引いてしまうのが人間の本能です。

自分と同じように感じた人がいたのか、
交流会が始まった直後に帰ってしまう人もいました。

交流させようとするほど交流できない

買って買ってとしか言わないセールスマンからモノを買おうとは思わないように、
交流してと一方的に言われても交流しようという気持ちになれません。

自治体主催の婚活パーティーが思ったような成果が上げられないのも、
今回のイベントと同じで、「どうぞ交流してください」という空気が強すぎる、
というのが理由にあると思います。

そこまでガチガチに決められると交流しにくいので、
基本はフリーにして、何人かのキーマンが近くの数人と話し、
グループのメンバーが流動的に変化していくという方が
たくさんの深い交流が生まれると考えています。

交流してほしいのなら、少しスキマを作り、
自分の判断でいくつもの選択肢が生まれるような、
そんな交流会がベストです。

これからイベントを企画したり、
コニュニティ運営に携わるという方がいましたら、
ぜひ余裕を持った交流を心がけるようお願いします。

どうかガチガチにプランニングされた交流会にはなさらぬよう。

では、良い週末をお過ごしください。

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