こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この数年、たくさんの人に出会ってきたこともあり、
自分の周りにコミュニティと呼べるものがいくつか生まれました。

朝活、音楽、スポーツがメインで、
重なってる人もちらほらと。

複数のコミュニティに所属しているという実感は、
自分には帰る場所があるという安心感を生み、
安心感が新しい一歩を踏み出す原動力となっています。

コミュニティは狙って生まれたわけではなく、
自分がいいなと思っている人と何度も会って話して仲良くなり、
出会った人たちを一気に集めて話したり遊んだり働いたりして、
ゆっくりと育ってきました。

コミュニティの定義は曖昧ですけど、
自分は「貢献」がキーワードだと思っていて、
誰かが困っている時に周りの人たちが自然とサポートする、
そんな集団がコミュニティだと考えています。

もし今自分が突然失業したり、病気になったりして生活が苦しくなった時、
きっと周りの人たちは何かしら手を差し伸べてくれるでしょうし、
自分も逆の立場になったらできる範囲でサポートしたいです。

コミュニティという生き物のように変わりやすいものを運営する時、
数少ないですが気をつけていることがあります。

そのうちの1つは
「友人同士が仲良くなり始めたら一歩引く」
ことです。

自分の友人で互いに面識がないAさんとBさんがいるとします。

いきなりAさんとBさんだけが会ったとしても、
なかなか気を使ってうまく話すことが難しい。

だから最初は共通の知人に当たる自分が間に入り、
会話の懸け橋役となって動きます。

会話の中で互いに共通点があったり、
共通点が少なくても気が合ったりすると、
最初のぎこちなさが嘘のように一気に話が盛り上がります。

この劇的な変化はすごく嬉しいですし、
実際目の当たりにするととても楽しいです。

ただ、その余韻に浸るのは1人になってからで、
その瞬間から自分は一歩引いて話すようにしています。

なぜか。

それはより仲良くなるタイミングだからです。

お互いに盛り上がると、
互いの緊張や気まずさも無くなっているので、
一気に打ち解けるチャンスです。

ただ、そこに共通の知人である自分がいると、
どうしても自分の方を気にしながら話すことになってします。

そうするとせっかくの仲良くなる瞬間が効果半減してしまう。

だから、あえて盛り上がった後に自分がいなくなることで、
2人だけで話すきっかけを作り、
仲良くなるタイミングを最大限生かそうと考えているのです。

仲良くなりそうな瞬間に一歩引くとコミュニティが生まれる

イベントの主催者、コミュニティの運営者は
どうしても現状の維持・拡大を考えて、
参加者同士の交流を促そうと必死になります。

ただ、何も考えずに仲間同士を結びつけようと動くことは、
かえって仲間同士が仲良くなるのを阻害しているように思えます。

時には少し引いたところからコミュニティを眺め、
仲間同士が打ち解けやすい雰囲気を作ること。

それが貢献とともに、コミュニティ運営に大切なことだと思うのです。

では、良い週末をお過ごしください。

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