こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨今ロボットが仕事を奪うというニュースがあちこちで聞かれます。
20年後には今の仕事の半分は消えると言われることもあり、
自分の仕事は大丈夫なんだろうかと心配になっている方もいると思います。
オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった | 現代ビジネス [講談社]
仕事がなくなる大きな要因はAI(人工知能)の発達です。
荷物を決まったルールに基づいて仕分けしたり、
膨大なデータの中から目的のデータを探すといった単純作業は
少しずつ人間の手を離れてロボットが行うようになっています。
通販サイト大手のAmazonでは、
自社の配送センターでの荷物の仕分けをロボットが担うようになったとして
一時かなり話題となっていました。
アマゾン「ハイテク倉庫」に現れた新ロボット | FUTURUS | 東洋経済オンライン
完全にロボット化したわけではなく、
まだ人間と共存しているようですが、
いずれは人間が倉庫から消えて、
外から監視・管理するだけになっていくでしょう。
「自分の業界は知的労働だからロボットは関係ない」
そう考えている方は少し認識を改めた方がいいかもしれません。
知的労働の代表格と思われている医師や弁護士、会計士も
今後はロボット化の波がやってきて仕事を奪っていくと言われています。
膨大な過去のデータに基づいて最適な判断を下すのは
人間よりもロボットの方が圧倒的に優れているので、
知的労働といえども仕事は消えていきます。
「消える仕事があればその分新しい仕事も生まれるんでしょ」
と考えもありますが、自分にとっては疑問が残ります。
ロボットの進化が急速で、できることがどんどん増えているので、
新しく生まれる仕事より、奪う仕事の方が多くなるのでは、
と思っています。
今や小説や作曲、絵画までも人工知能の範囲が拡大していて、
そのクオリティも人間と大差ないレベルに達しています。
長期的に見ると仕事は減っていく、
というのが今の自分の未来予想です。
AI時代到来「それでも仕事はなくならない」…んなわけねーだろ | 湯川鶴章 | ニューズウィーク日本版
では、そんな時代を生きるために必要なものは何でしょうか。
クリエイティビティ?
コミュニケーション力?
家族?
友人?
もちろんこれらは必要なことですが、
これから大事になることは
「やりたいことを持つこと」
だと思います。
ロボットにクオリティで太刀打ちできなくなったとしても、
「人が関わっている」ことは1つの価値になってきます。
さらに価値を上乗せするためには、
そこに個性が必要になってくる。
人が集まってくるような強い個性が。
そんな個性を広く伝えていくためには、
楽しいことでなければ続けることができません。
楽しいこと、それこそがやりたいことです。
「やりたいことを持つ」というのは、
未来を生きる理想論というより、
未来を生きるサバイバル術、と言う方が合っています。
やりたいことがない人にとっては生きづらい時代がやってきます。
「そうは言っても自分にはやりたいことなんてない」
そんな声もきっとあるでしょう。
そんな時はじっとするよりも、小さくても行動あるのみです。
何もしなければ感情は動きません。
何もしなければ自分が好きなこともわかりません。
ちょっとでも気になることがあればネットで調べたり、
本を読んだりするといった簡単なことから始めてみる。
そうやって小さなハードルを飛び越えていく中で、
行動の範囲が広がり、自分の好きなことに出会える確率が上がっていく。
これが仕事が消える未来への準備になるはずです。
この週末、自分のやりたいことについて考えて、
何か新しい行動を起こしてみたはいかがでしょうか。
それが自分のやりたいことを見つける小さくとも大きな一歩になるかもしれません。
では、良い週末をお過ごしください。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー